今月の御言葉
民よ、どのような時にも神に信頼し、
御前に心を注ぎ出せ。
神はわたしたちの避けどころ。
詩編62:9
目に見えるものは、確かなもの。・・・わたしたちは、そう思って、日々の生活を送っています。
しかし、その確かだと思われたものが、揺さぶられ、崩され、跡形もなくなってしまう、ということがあります。
アメリカのハリケーン「カトリーヌ」に襲われたひとびとにとっては、まさに、“昨日までそこにあったものが、今日は消えてなくなる”という経験であったことでしょう。
仕事場の机、自宅の居間の重たい家具、庭の美しい花壇、通りにある老舗のアイスクリーム屋、大通りのバス・・・ それは、そこにあるのが、あまりにもあたりまえで、それらが、なくなってしまうことなど、とても想像もできないことです。
しかし、海抜線より低いニューオーリーンズを取り巻く堤防の一端が切れたとき、流れ込んだ水は、「目に見える確かなもの」を、すべて流し去ってしまったのでした。
このような極限状態、あるいは、終末論的と言ってもよい状況にあって、わたしたちは、いったい、自分の心をどのように落ち着かせたらよいのでしょうか?
「目に見える確かなもの」が消え去ってしまったところでは、わたしたちは、もはや、「目に見えないお方」に、ただひたすら、自分の心を注ぎ出すことしか、できないのではありませんか?
今月の聖書は、こう勧めています。
「民よ、どのような時にも神に信頼し、御前に心を注ぎ出せ。神はわたしたちの避けどころ。」
「目に見える確かなもの」が、すべて消え去ってしまったとしても、なお、自分の心を注ぎ出すことの出来る、確かなお方を持つことが出来るとしたら、これは、なんと、幸いなこと、また、なんと、心強いことでありましょう。
たとえ、どんなときでも、主は、たえず、わたしたちと、共にいてくださいます。
ハリケーン救援活動
アメリカ合衆国南部の諸州を襲ったハリケーン「カトリーヌ」は、米国災害史上最悪の被害をもたらしました。
救世軍では、三十の州とカナダから救援チームをルイジアナ州と隣接する州に投入し、移動式給食車両100台を配置して、被災者への食事の提供を行いました。
移動式給食車両(キャンティーンカー)とは、調理設備を備えた大型の自動車で、災害現場に出動し、コーヒー、紅茶、飲料水、サンドイッチ、ドーナッツ、軽食を提供します。
今回出動した100台を合わせると、一日に50万食を配布する能力があります。
現地の救世軍の小隊や施設も、避難者への食事や衣料や宿泊の提供を行うセンターとして、開放されました。