2014/2/2

イタリア・シチリア島ツアー そのA  紐登攀

その2 シチリア暮らし

ほんの数日間でしたが、シチリアの暮らしを体験して
印象に残ったことを少し・・・


<シエスタ>

北部の都市ではもう無い習慣と聞いていたけど
シチリア島にはしっかりありました。
SIMカードを買いにシラクーサの街に行くとなんだか交通量が多い。
我先にと走るイタリア車に呆然とする長老。
しかし時計が午後1時を回ると街は閑散とした。
訳がわからずとりあえず路面パーキングの料金を払いにキオスクに行くと
13:00〜16:00時は無料と言われた。

そんじゃまずTIM(テレコムイタリア)のショップへと向かうとCLOSE。
VodafoneもCLOSE。
よく見るとバール以外のショップは軒並み閉まってます。
あいていたのは高級食材を扱う店くらい(都会ぶってるのか)。

つまり13時〜16時はシエスタで、家に帰って食事する人、行きつけの食堂に行く人の大移動が先ほどの混雑と言うわけ。
16:00時から店を再開して20:00時早いところは19:00時にはもう店じまい。
仕事しろよ〜


<市場>
どこへ行ってもマーケットが大好き。
その土地の暮らしぶりが見えておもしろいもんね。

まずはおなじみカルフール。
馬鹿でかいのにいつ行ってもお客は少ない。
もともとの人口が少ないというのもあるがこれで商売成り立つの?って思うほど。
食品、日用品を問わずカルフールブランドの商品が幅を利かせてるのはトップバリューと同じ。
旅行者の我々には何かと便利だけど(安いし)
イタリア人にはイマイチ?

ただパンだけは美味しかった。
そもそもイタリアのパンは美味しくない。
フランス資本のカルフールとしてはそこは死守したい砦なのかもしれない。
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私たちが滞在したBelvedereは小さい街だけど
八百屋、肉屋、パン屋、チーズ屋があって、小さいスーパーも2軒ありました。
地元の主婦はきちんと外出着を着て、お化粧して買い物に行きます。
ジャージやスウェット姿は有り得ない。

ちょうど新年を迎える買出しでどこも混み合ってました。
個人商店なので店の人とやり取りしなければならない。
イタリア語は妹の指示で数だけは1から100くらいまで言えるようにがんばった。
肉屋でサラミソーセージを買うとき
「サラミ下さい」
「辛いよ?いいの?」
「OK」
「ほんとに辛いよ、食べてみて…(試食させてくれる)大丈夫?」
「ハイ大丈夫です。50グラム下さい」
「5? 50?」
「50です」
「50ね」
といってサラミを50枚切ってくれた。
…6日間掛けて食べきった、もちろん美味しかったよ。
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パン好きの長老にとってパン屋は何より大事。
街の商店はどこも間口が小さいので車で流していると見逃してしまう。
看板を掲げてあるとも限らないし…
節穴で有名な長老ですがパン屋をかぎ分ける嗅覚は鋭い!
「入り口に縄のれんみたいなのをぶらさげてるのがパン屋やで」
「なにそれ!」
言われて見ると確かにパン屋には縄のれんがかかっってるではありませんか!
どんな意味があるのかは今もってわかりませんが
これでパン屋を見つける苦労は無くなりました。
まあお味はそこそこ、焼きたてなのとお安いのは嬉しいですが・・
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12月30日はBelvedereの小さな朝市に行った。
大きな改造バンの移動店舗がずらりと並ぶ。
ほとんどが衣類、寝具など。
数件だけど食料品の店もあった。
そのなかに乾きものを売る店があった。
ナッツ類に混じってぼんち揚げ? おかき? 五色豆?
真実を確かめるべきか迷ったけどこれらがむき出しで売られているのを見て
「しけってるんちゃうか」とためらった。
シチリアのぼんち揚げもなぞのままである。
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<シチリアで食べたもの>
イタリアだからって何を食べても美味しいわけじゃない。

まず水である。

B&Bに着いたその日にコーヒーを淹れてみた。
沸騰させるから水道水でもいいと思い
初エスプレッソをいただくと
なんかまずい!
豆も少し高いの買ったのになあ、淹れ方悪かったかなぁ

シチリアは海に囲まれているので
水道水に塩分が含まれているところが多い。
エトナ山の麓など内陸のあたりは美味しい水が飲めるらしいけど
飲料水は皆ミネラルウォーターを飲んでいる。


長老家に欠かせない牛乳もしかり。
スーパーでもフレッシュミルクはあまり置いてない。
オーストラリアで山のように並んでいたいろんな種類の牛乳は見当たらない。
そのかわりずらっと並んでいたのがロングライフミルク。
カプチーノのミルクも練乳(?)と思わせる味がした。

イタリア人は牛乳の味に関心ないのかとおもいきや
シチリアは酪農が盛んなので牧場がすぐ近くにあるらしい。
だから少し時間に余裕があれば牧場まで出かけて
ほんまの絞りたてを買っていくそうだ、もちろん毎日の話ではないけど。


では美味しかったものは何か。

野菜は品種改良されていない力強い味がした。
卵も肉も鮮度抜群で、手を掛けずに食べるのが美味しかった。

シチリアは新鮮な魚介が豊富、海に囲まれてるから当然だけど。
とくにマグロはぴか一。
われわれも本マグロのグリルをいただきました。
お世話になったナオコさんはレストランのオーナーで、和食も出しています。
マグロのにぎりはイタリア人にも好評だそうです。

私が一番感激したのはB&Bオーナー サルバトーレのオレンジ。
「オーガニックで作ってるから好きなだけ食べて」と
鉢いっぱいのオレンジをいただきました。
これが激旨!
シチリアといえばレモンですが、それ以外にもブラッドオレンジやマンダリンなど
沢山の種類のかんきつ類が栽培されています。
たぶん気候、風土が栽培に適してるのだろうな。
だから多くの家にオレンジの木がある。
ほったらかしでもおいしい実がなるそうだ。
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<ガソリン>
レンタカーがディーゼル車だったので燃料代は安くつくと思ってた。
返却時に満タンにしたら「31」と言う数字が見えた。
「いくらですか?」
「56ユーロ」
「…」
「56だよ」
なんか高いなあと思いながら支払いを済ませ
計算すると1.8ユーロ/L
円に換算すると260円/L
軽油やで〜!

「さっきのスタンド、ボラれたんかなぁ。いくらなんでも軽油がリッター260円って、ないやろ」
「いや、イタリアほんまにガソリン高いみたいやで〜、ほら」
ネットで検索した記事によると経済危機以来乗せられる限りの税金をガソリンに掛けたらしい。
燃料費の高騰に通勤に自転車を使う人が続出とあった。

こんなに高いならエコドライブを心がけたらいいのに
和○ナンバーの若者のようなアグレッシブな走りは国民性なんでしょうかねえ。


<オルティージャ島とラ・カンブーサ>
世界遺産の街シラクーサには見所がたくさんある。
その多くがギリシャ、ローマ時代の遺跡、遺構だ。
それぞれに興味深いものではあるが長老家の一番のお気に入りは
旧市街であるオルティージャ島の街歩きでした。

一周4キロメートルほどの小さな出島は新市街と橋で結ばれていて
島の中は迷路のように小路が張り巡らされている。
小路には有名ブランドのショップ、みやげ物屋、食料品店、バールなど
所狭しとひしめく。
それらを見ながら街を歩くとドオモやアレトゥーサの泉など
歴史的な建造物が現れる。
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夜のオルティージャ島の美しさは格別。
愁いを帯びた小路に灯る店の明かり、
澄んだ空気の中ライトアップされ浮き上がるドオモ、
ゆったりと夜景を楽しむ観光客のシルエット
全てが絵画のようでした。
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ラ・カンブーサは今回お世話になったナオコさん&マリオが経営するリストランテ。
マリーナの近くにあるシチリア料理と和食のお店です。
白い石造りのお店はテーブル席が10ほど。
シチリアの新鮮な魚貝を使ったお料理がいただけます。
メニューは日本語でも書かれていて、わかりやすいのが嬉しい。

ここで頂いた塩鱈とキノコのリゾット、美味しかった〜。
なかなかあの味は再現できないなぁ。
長老はデザートのカンノーロがお気に入り。
筒型のクッキー生地にリコッタチーズクリームをてんこ盛りに詰めたお菓子。
とても食後に頂くボリュームではないけど
甘酸っぱい味が大好きな長老のつぼにはまったみたいです。

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