「第6夜 学校を縁とした幼馴染論、その背景を語る」
萌え属性論
さて幼馴染で大きな要素として「生まれながらの地縁」それと「親の転居・転勤に伴う途絶」について語ってきましたが、幼馴染つながりはもうひとつ学校のクラスメイト、あるいは学校のスポーツチームやら中学の部活動関わりやらの要素が交じってきますが、とにかく学園生活関連での接点がきっかけとなるケースもあります。
これはある意味地縁頼りな要素よりは、かなり交友範囲を持たせられる点では長じているのは確かです。
まぁごく少数ですがいわゆるお受験学校で男子校だった、女子校だった方はやんぬるかなとしか言いようがありませんが、そういう方はごく少数なのは確かですし。
ただここで幼馴染な間柄の異性の友を得られるかどうかとして、ポイントとなってくる要素として「ギャング・エイジ」の要素があります。
「ギャング・エイジ」の年代定義については各論ありますが、いずれにしても共通するのは
●児童期(幼稚園から概ね小学3〜4年くらい)
●気のあったものでのグループ内交友が盛んな一方で、他者交流特に異性の子が交じるケースは少ない、というかむしろ異性交友に否定的
ということでおそらく小学校3〜4年以前に学校関わりの交友関係があって、そこからずっと異性の幼馴染である、というケースは親同士がよほどうまが合うために腐れ縁化しているというケースでもない限りはまずありえないことでしょう。
なので実は学校関わりの幼馴染ってのはおそらく小学校5年くらいから中学くらいから出てくるものと考えられます。ま、それでも学年としては5年相当ですし、中学くらいになると本来は行動半径も広がってくるので、相応に交友関係も増えてくるわけなのですが、まぁそれはそれとして。
このギャングエイジ的な要素が幼馴染作りで結構大きな影を落とすことは見逃せないと思います。
幼馴染を語るうえで、やはり外せない「センチメンタルグラフティ」で小学4年前半までの縁が青森の安達妙子のみというのも何かとツッコミ要素がある同作品でも、やはりギャングエイジ真っ只中ゆえエピソードを作りにくいところがあるのではと感じたり。
まぁそこから後の幼馴染構築と維持にかかっているエネルギーは尋常じゃありませんが(苦笑。
理論的には小学5年くらいから交友関係が変わってくるものと言われてはいますが、少子化などでクラス替えなどギャングエイジ的交友関係を決定的に破壊するシャッフル発生の発生率が落ちている現在、ある意味子供時代のままの交友関係維持したままでそこから変更をかけられない迷い子が着実に増えているものと考えられますから。
これを含めて、学校生活から生まれる幼馴染について増えてきている障害ってのは年々増えてきているように感じられます。次回はそのあたりについて少し語ってみたいと思いますってことで、それではではでは