09Naish STEALTH 5.8u
LUFF 435cm BOOM183cm 使用マストNaish FIRESTICK 430(RDM)
コンディション 南西13〜16m/sec 波ではないがボッコボコのチョッピー海面
2月22日(日)お昼くらいから南西が結構上がってきたので先日届いたばかりの
09Naish STEALTH 5.8uを使ってみました。
ダウンを決める際、規定値だとかなり引くのがきつかったのと、リーチが落ちすぎている感があったのでダウン数値433cm でブームはチョイ引く程度(セイルを立てると完全にノーテンションの状態です)ちなみに数値は183cmでした。
張りあがった状態のセイルはブームの下のダブルサーフェススリーブの部分に若干のシワが出ていたのでカムとバテンの間に付属のカムスペーサー(薄いのを1〜2枚)を入れたほうが良いと思われます。
さて実際テストライドしてみると結構オーバー風域なのと海面ぼこぼこも手伝ってかややパワフル過ぎる感があったので2〜3往復してダウンを増し引き(+1cm)し、それに対応してアウトも増し引きしてみました。そしたらセイルのパワフルすぎる感じはなくなったのですがなんだかセイルがゆれる感じがしてポジションが決まらないので、これはアウトのせいだと気付きアウトをほとんど引かないでやってみました。
そしたら変な揺れは収まり、かなりいい感じでオーバー&ボッコボコ海面を走ることができました。いい感じにセッティングができたの時の感想はやはり新素材]166ULTRA LIGHT SCRIMのふんだんな使用によりセイルがかなり軽く感じられ取り回しがかなり良くなっているなと思いました。あと、昨年見られたカムの返りの悪さはまったく感じられずほとんどストレスなしにカムはローテートしてくれました。
さすが、トップレースセイルはきちんとセッティングを出しさえすればかなりのオーバー風域でもセイル自体が悲鳴を上げることは無くライダーのテクによってかなりの戦闘能力を発揮してくれますよ。
09STEALTHの特徴ですがこのセイルは強いダウンテンションでドラフトを固定させていると思われますのでアウトを引きすぎるとかえってドラフトポイントが不安定になってしまい、先述のセイルの妙な揺れが生じたのではないかと思われます。次回はアウトカニンガム付きのブームにてその辺を確かめてみたいと思います。
また、セッティングのコツについて再度書き加えておきます。
@ マストをカムの上側に通します。
A ダウンを適当に引いて(ブームが付けられるくらい)
B ブームを取り付け、アウトも適当に引いておきます。
C 1度ダウンをかなり緩めて下3個のカムをワイドスリーブの中に手を突っ込んでカム付け根付近を直接押してはめ込みます。Naishに限らず最近のワイドスリーブセイルをワイドスリーブの外側から押してカムをはめ込もうとしている方をたまに見かけますが相当ダウンを緩めないとはめられないし、ワイドスリーブの生地及び縫製に悪影響を及ぼすと思われますので、面倒でもブームの前後はブーム取り付けカットオフ部のスキマから手を入れて、フット部はジッパーから手を入れてはめ込んだほうがいいと思われるし、簡単にはめ込むことができると思いますよ。
D ちょいとダウンを引き一番上のカムをはめ込みますが、今年はラフカーブがきつめになったせいか、ダウンを引いているときにカチャッと何にもしなくてもカムがはまっちゃいます。(カムのテンション不足なので今度スペーサー入れて調整しようと思います。本心はこのままでもまったく問題ないだろうって思っていますけどね。)
E ダウンを規定値辺りまで引き、アウトも良いと思われる位(ほとんどゼロテンションだと思ってください。)に調整してください。
余談ですが、最近のワイドスリーブRACEセイルはセッティング解除の際に先にブームをはずしてダウンを緩めるとカムがバチンバチンと外れるのですがこの際にカム及びバテンエンドが壊れてしまっている例をたまに耳にします。確かにこのときカム及びバテンエンドはとんでもない方向にねじれ曲がっています。
このようなトラブルを回避するにはセッティング解除の際は面倒くさいでしょうがセッティングをするときと逆の手順で行っていただいたほうが良いのではないかと思います。

ダウンの感じですがエクステンションは6cmにあげてあります。
それから、記載数値より「ダウンがずいぶん引けないな〜」と感じたので念のためマストの全長を計ってみたらトップキャップの厚さを含めて431cmありました。って事はこの日引いたダウンは435cm(記載数値)って事ですね。
皆さんもぜひ、お暇がありましたらマストの全長を計ってみてください。
もしかしたら、マストの長さは表示どおりじゃないこともありますよ!
工業製品として430マストを考えた場合この1cmは0.23%で十分誤差の範囲だと思われるのですが、セッティングを数値的に考えた場合この1cmは重要な意味を持ってきますので、確認しておいても損はないのでは無いでしょうか。

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