DD53ばんえつ物語の試運転の帰り、野沢近くの温泉に立ち寄った時だった。露天風呂でボケーッとしていたらお湯の温度を測りにきた職員の方が心地のいい会津ことばで話しかけてきた。色々話していたら案の定冬の訪れの話になった・・・
「○○の山(よく聞き取れなかった)に雪が降って白くなって、すぐ溶ける。それが3回あれば次は根雪だ・・・」そういえば只見線に通い始めた頃、大塩の共同浴場でもそんな話を聞いた。山の頂に降る雪の数、それが冬の足音なんだろうか・・・
「去年は12月によく降って冬の支度もろくにできず大変だった・・・だから今年は早くから準備するんだ。そんな家が多い。冬囲いもぼちぼち始めるよ」
毎年続く冬の足音を聞くことも無く、去年のものすごい経験から冬支度を早めるんだそうだ。異常とも思える気象は、古くから続く風習も変えてしまうのだろうか・・・
ちょっと悲しく思って話を聞いていた。
2006年11月26日 只見線 会津西方−会津宮下