7才の未来(みく)は、いつもお話をしてくれる、お祖父さんが大好き。いちばんのお気に入りは魔法でネコに変えられたお姫さまの話。何度聞いても涙ぐむ未来でした。他には人に化け、うどん屋になったタヌキの話も大好きな未来でした。 ねえねえ、お祖父ちゃん、何かお話して! そういって未来は新聞を読むお祖父さんの首にしがみついた。 そうだな、なにがいい?
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紫陽花 庭先に咲く紫陽花をお婆ちゃんが手入れしていた。 綺麗な紫陽花ですね! と声を掛けたら 良かったら そう言って持っていた枝切りバサミで 大輪の花を咲かす見事な紫陽花を切り取ってくれた。 今我家にはその紫陽花が花びんに差して飾ってある。