第81回アカデミー賞
22日(日本時間23日)に発表され、同時に2部門(短編アニメ映画賞と外国語映画賞)でアカデミー賞に選ばれた。明るいニュースが飛び込んできました。
私にとっては、その価値観が分かりませんが、この先が見えない不況下ではあるが、今年の最初の明るいニュースには間違いないようだ。
正直なところ、「花より団子」という心境・・・生きる勇気、楽しさが持てる社会をどう作るのか、今の政治、経済の打開策を見出してもらいたい。
底があれば天井?もあろうことを期待して我慢強く私にとっての春(もう来ないかもしれないが)を迎えるまでとにかくひっそり我慢強く生きよう。
◆短編アニメ映画賞
「つみきのいえ」(加藤久仁生監督)が受賞した。
同部門では日本作品初受賞の快挙。加藤監督はオスカー像を手に「so heavy(重いですね)。スタッフ、アカデミー会員の皆さん、ありがとう」。サンキューを何度も繰り返し、喜びを表した。
同作は12分の作品で、アニメでは最も権威ある仏アヌシー国際映画祭で昨年グランプリに輝くなど、すでに高い評価を得ている。
◆外国語映画賞
「おくりびと」(滝田洋二郎監督)
授賞式でオスカー像を手にした滝田監督は「アカデミーのみなさま、ありがとうございます。この映画で助けていただいた方に感謝します。本当にうれしい。また新たな旅立ちです。再びここに戻ってくることを期待しています」と喜びを口にした。
滝田洋二郎監督が受賞後に会見を行った。主なやりとりは次の通り。
−−今の気持ちは
「日本人は、いや世界中どこでも同じだが、死を忌み嫌う傾向がある。企画をいただいたときは不安だった。しかし、実際に(映画で扱っている)納棺師の仕事をみて、これはやらなければいけないと感じた。また、主演の本木雅弘さんが本当にのめり込んで演じてくれた。今日の賞の半分は本木さんのものだ」
−−米国で認められたということについては
「映画は言葉を超えるということを実感した。この映画は死を扱っているようで、実は人間がどう生きていくのかということを扱っている。その意味で、人間の普遍的な感情を描けたと思う」
−−他の有力作品をおさえて名前が呼ばれたときの感想は
「信じられなかった。これまでアカデミー賞でノミネートされた日本映画はほとんどが時代劇だった。その意味で、現代物が認められたことはたいへんうれしい」
「おくりびと」は、本木雅弘さん演じる納棺師を主人公に、ユーモアを交えつつ人の生と死を見つめた作品。昨年の日本の主な映画賞を軒並み受賞している。
◆アカデミー賞とは?
米アカデミー賞…監督、俳優など第一線の映画人で構成する米映画芸術科学アカデミーが主宰する賞で、映画界最高の栄誉とされる。第1回授賞式は1929年に開催。現在約5800人いる会員が主に前年の米国公開作品を対象に、作品賞、監督賞や演技、技術分野などの各賞を投票で決める。日本映画では「羅生門」(黒沢明監督)、「地獄門」(衣笠貞之助監督)、「宮本武蔵」(稲垣浩監督)の3作品が外国語映画賞(当時の名称は名誉賞)を、「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)が長編アニメ賞を獲得するなどしている。受賞者に贈られるトロフィーは「オスカー」の愛称で親しまれる。