江ノ電の「鎌倉高校前」駅は、単線の線路に面した片面の短いプラットホームがあるだけの実にシンプルな造りの駅。もっともシンプルなるがゆえにというか、単線に並行する国道134号線ごしに湘南海岸の砂浜、さらには遠目に江ノ島を望むという、ここ以外にあるか? って感じの佇まいを持つ駅だ。
晴れた休日ならば観光客で大賑わいが必定というこの駅も、雨の平日午後には御覧の通りのうら寂しさ。人気のない砂浜には、波打ち際の収穫に群がる鳥たちと、殺伐とした荒波に嬉々として飛び込んでいくサーファーたちの姿のみ。投げつけられる雨風や波しぶきに音をあげた軟弱者(私)は、ほうほうの体で駅に戻り、やってきた鎌倉行きの電車に飛び乗る。
鎌倉駅まで着いた後、ほどなく折り返しの藤沢行きに乗り込む。帰路の電車は、江ノ電でも最古参の車両「300系」。なんたって客室の床の板張りも今や希少価値だけど、そこに乗っている人たちの年齢層も凄いよね。
ともあれ、久々に江ノ電を堪能した平日の昼下がりからの御報告でした!