まず、日曜日に屏風山にいったときの出来事を書きます。
いつものように高速をくぐって林道を上がっていくと、その日は地元の草刈の日だったようで、林道沿いのあちこちで、たくさんの方がの草刈をしておられました。岩場に入っていく広場の近辺のいつも駐車しているあたりでも草刈をしておられたので、このまま黙って停めて行ってしまうのまずいかと思い、ちょっと声をかけてみました。
「ここ駐車してても邪魔にならないですかねえ?」
「とりあえず作業の邪魔にはならないけど、小石が飛んで傷ついても保障はできないよ。」
「いや、傷は全然平気なんですけど、邪魔になるとまずいと思って」
「(別に人に向かって)おーい、ここ停めても大丈夫だよね」
そしたら何人か集まってみえて、その中のリーダー(?)っぽい人が言われたことは、
「この道は公道ではなく、地元で管理している地元の道なんだ。たくさん車が入れば道も荒れてくるので、正直言って、ここに入って来てもらうことは歓迎できないです。 岩登りするの? ヒマがあるんだねえ。」
「申し訳ありません。気をつけます・・。 高速くぐって右の坂の上にあるお墓の前はどうですか?」
「あっちもいっしょや。」
決して声を荒げるわけではなく、終始笑顔でお話されていましたが、口ぶりからは普段からずっと、決してこころよくは思っていなかったことが伝わってきました。
一方、岩登りをすること自体は、特に問題と感じているようには思えませんでした。
考えてみれば、自分たちの管理下にあると考えている道(場所)に他人が週末ごとにたくさん入ってきて、終日車を停めていることがいい気持ちであるわけはないでしょう。
感情的な問題はさておくとしても、道を地元で維持管理されているのであれば、ヘビーユースで道が荒れるというのは、お金にも直結する話です。
私の感触として、すぐにどうのこうのという話ではないだろうと思いますが、潜在的には問題を抱えた場所であると考えます。 現状、クライミングすること自体は問題ないとしても、事態が感情的な方向に進むとしたら、それだってどうなるか分かりません。キーを握っているのは地元です。
ずっと以前、あのエリアには「管理人」と言われる人がいました。彼が地元にとってどういう存在だったのかはやや謎ですが、ある種のバッファーになっていたことは間違いなく、その上でエリアは発展して来ました。 彼がいなくなってしまった現在、私たちの行動は、直接的に地元に何らかの影響を及ぼします。
度が過ぎたことをやってしまうと、それがきっかけになって大きな問題に発展しないとは言えません。
とりあえず、すぐ出来ることとして、
@安易に現地集合にしないで、面倒でも乗り合わせていく。車の数を少しでも減らす。
A駐車の仕方に注意。邪魔にならないように。かと言ってあまり寄せすぎると、路肩を壊したりして道を荒らしてしまうので、それも注意。
B地元の人には、行儀良くご挨拶しよう。
Cこの話をしっかり理解し、なるべく多くの人に伝えてください。
また、代替となる駐車スペースの情報や、何かやるべきことのアイデアなどあれば、是非アドバイスをお寄せください。
関係ない話だけど、あのエリアの名前になっている「屏風山」は、本当は岩場の前に広がる平野を挟んだ対岸に見えてる山の名前です。おそらくは、エリアが屏風山パーキングの近くにあるからクライマーの間でそう呼ぶようになっただけ。
自分ちの裏山を勝手に違う名前で呼ばれたりすることも、地元にとっては気持ちのいい話ではないでしょうね。 この事も知っててください。