白血病になってしまった  

 私は60歳代(になりました)の男性です。2004年2月に急性骨髄性白血病を発病しました。現在は経過観察中です。私は仕事柄、様々な患者さんと接する機会がありますが(と言っても医師ではありません)自分自身が病気(しかも「がん」です)になってしまい、今まで患者さんの声を聞いているようであまり聞いていないのではないか、わかっていたつもりでもわかっていなかったのではないか、そんな思いが残ります。

 闘病記・体験記は数多くありますが、患者さんにはそれぞれの人生があり、それぞれの経過があり、個別的です。「個を追い詰め/解読することが/普遍でありうる」(がん患者学T 柳原和子 中央公論社)のは真実です。個別的ですが、そこには多くの共通点があることも確かでしょう。「あー自分もそうだった。あの時のこの出来事はそういう事だったのか。自分も同じだな」ということは多いと思います。そんなことが患者さんの気持ちを落ちつかせるし、家族の不安の解消にも役立つように思います。少しでもそんなことにでも役立てばと思い、まとめてみました。

 また、医療者や関係者の立場からすると、個別的であればあるほど客観化しにくいし、少し整理して一般化して欲しい、という希望もあるでしょう。仕事で患者さんと接して、自分自身が患者にもなり、少しでも個別性と一般性・客観性を近づけてみたい、そんな思いもありました。
 そのため、「闘病の記録」については少しは客観的な記録として心がけたつもりです。カテゴリーの「闘病の記録」から入っていただき,昔の記事から最近の記事の方へ読んでいただいたら読みやすいと思います。
 
 でも、病気の診断、治療法については人によって異なりますので、私の記録は参考にしていただき、十分主治医と相談して欲しいと思います。

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2017/4/1

無事定年退職を迎えました  毎日父さん

 今の会社に就職してから35年。白血病を発症してから13年。無事定年退職を迎えることができました。退職にあたり、たくさんの花束をいただき、家の中は花の園となりました。ありがとうございます。「こんなに花に囲まれるのはそんなにはないわね」と妻は話しています。

 職場復帰の思いを果たせず、無念のままこの世を去った多くの仲間たちへの献花でもあります。生き残った者として、定年まで働くという自分なりの「一つ」の使命を果たしたと思います。

 ありふれた言葉ではありますが、皆さんの支えによってできたことであり、感謝いたします。私の場合は職場の仲間だけでなく、家族、医療関係者、患者仲間、そして名も知れぬドナーの方のおかげでもあります。

 4月より再雇用となりました。有給・無給を問わず仕事をし、社会との繋がりを持ち続け、がん患者の思いを伝え続けたいと思います。そして、より良き充実した人生を全うする。それが私の次の使命です。

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2017/1/29

100年企業の「がん」と「就労」  患者学入門

国立がん研究センター・日経BP社の「がんと共に働く・伝える・動き出す」の事業の一環として「中小企業編」の意見交換会が京都で開催されました。

創業100年をむかえる二九精密機械工業の例が紹介され、意見交換がなされました。
経営者・人事担当者・患者本人・サバイバーアドバイザー・がん研究センター職員が参加し、それぞれの立場から意見が交わされました。
いずれ報告書がネット上で公開されると思いますが、印象的な事と言葉を掲載したいと思います。

@中小企業でありながら、試行錯誤の上、会社負担で団体医療保険に加入したこと、短時間勤務正社員制度を導入したこと
A経営者からは会社の基盤は従業員であり、従業員の安心がなければ、顧客・協力会社の安心もない。
B人事担当者から人事はお金がかるといわれるが、「人が大切である」と経営者が判断した。「どうやって働き続けてもらえるか」を考えている。
Cがん患者である従業員からは、「はやく帰ってこい」と社長に言われ、病気の自分をうけいれてくれるという安心感があった。それに応えようとした。

このようなことは「がん患者の就労」だけの話ではありません。どんな経営理念をもち、人事は何をすべきか。働くものは何を目指すのかを教えてくれます。

がんと共に働く 
http://special.nikkeibp.co.jp/atclh/work_with_cancer/index.html

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2017/1/15

伊藤若冲  毎日父さん

 昨年・一昨年と生誕300年を記念して伊東若冲展が京都だけでなく、東京で開催され、入館待ちの人で長蛇の列となり話題となりました。残念ながら、私は、東京や京都での展覧会は見に行けませんでした。

 色彩の鮮やかさ、様々な技法等が話題となりました。テレビなどでも紹介されました。
それはそれで、すばらしいのですが、私は彼の水墨画が好きです。

 鹿苑寺大書院 月夜芭蕉図などは少し寂寥感を感じさせながらも、どことなく懐かしさを感じさせ、しばらくその前で佇んでしまいます。そして不思議と力がわいてきます。

 承天閣美術館 
 http://www.shokoku-ji.jp/j_meihou_jaku.html


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2016/3/21

春の訪れ  お散歩カメラ

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2015/12/6

ゼミの同窓会がありました  毎日父さん

卒業後34年余、恩師を囲んで久しぶりに再会いたしました。全員の消息は分からず、集まったのは当時の半数ほどでした。
懐かしい話とともに、近況報告と今後や未来について語りあいました。

思えば、学生時代、共に学び、遊び、飲み、無限と思われた未来について語りあいました。そして、それぞれの道を歩みました。
今、50歳代後半に、限られた未来について語り合い、新たな一歩を踏み出す。状況はかわりますが、同じだなと思いました。

忘れられない1日となりました。幹事さん本当にありがとうございました。
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2015/7/19

がんと就労「白書」  患者学入門

 がんは「死」に直結する病のイメージがありますが、2015年の推計によりますと、60万人のがん体験者が増えていく計算になるようです。
 
 当然、仕事をしながら、がん患者・体験者として生きていく人もふえていくこととなります。仕事と治療・療養の両立は大きな課題です。私も発症から10年以上たってもそのむずかしさがあります。
 
 そんな患者さん・職場の人たち・医療関係者等のための国立がん研究センターが「がんと就労白書2014-2015」を発行しました。

 ダウンロードもできますので皆さん参考にしてください。
http://special.nikkeibp.co.jp/as/201401/work_with_cancer/link.html





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2015/6/27

骨髄移植から10年たちました  闘病の記録「骨髄移植編」

 正直なところ移植時に10年間入院もしない状態は想像できませんでした。

 決して万全といえる体調ではないですが、(この5月・6月も何回か熱発しました)仕事もやめることなく、日常生活や社会生活をそれなりに営んでいます。

 今後も、このブログのように細々ではあるけれど、しかし着実に歩みをきざんでいければいいなと思っています。

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2015/1/25

がん市民フォーム  患者学入門

第4回がん市民フォーラム

日時 平成27年2月7日(土曜) 10時から12時00分まで
場所 神戸国際会館3階 野村證券 アネックスホール
テーマ 血液のがん・リンパ腫
 
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2015/01/20150115136501.html



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2015/1/21

水曜読書会  患者学入門

水曜読書会

社会学に興味ある方ならばどうぞご参加くださいとのことです。
原則、第3水曜日に開催されています。
神戸市看護大学の樫田先生が主宰されています。

1月・2月は「リスク化される身体」美馬達哉著

http://kashida-yoshio.com/






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