キャン。
割とね、寝やすいのかな?
以外に眠くないかも。
でも体は疲れてるみたい。
せっせと今宵もナイトっす。
コンスタントにナイトに入り始めると、まず曜日感覚がなくなってくる。
次に視力が低下し始め、味覚が狂ってくる。
やたらに甘いものや辛いものが食べたくなる。
瞼が痙攣し始め、ロレツがまわらなくなってくる。
気が付くと目をあけたまま眠っていて、電話のベルやお客さんの声でビックリすることがある。
それを超えると、体が覚醒してしまって、ん〜、疲れすぎてかな、眠れなくなる。
そんなナイトを繰り返していると、自然におでこも広くなってくるのである。
東京に住み始めた頃は、府中の四畳半一間のアパートだった。
クーラーも扇風機もなく、真夏の昼間にどうやって体を休ませようかと切磋琢磨したものだ。
海に浮かべるエアーベッドを激安で購入し、中に水を満遍なく入れてウォーターベッドにしたこともある。
冷たいのは最初だけ。
爆酔したい時間帯の15時前後になると、それはもうすっかり体温より熱いベッドになっていて、眠たさと熱さで向けどころがない怒りで目が覚めることがよくあった。
結局、夏場は部屋で寝ることを諦めて、山手線で半日東京をグルグル回っていた日も少なくない。
図書館にも随分お世話になった。
みんな何かしら東京で生きていく方法を考え出し必死で生きているものだ。
初めて部屋に中古のクーラーを取り付けたときには、自分も随分出世したもんだなあ、と感動さえしたものだ。
体は日増しに贅沢になってくる。
いいものを知るということと、いい生活をするということは、ちゃんと区別しないと、いつか見栄や体裁に潰されてしまう。
初心忘るべからず。
そうして新しいものを創っていきたい。