今回『ラ・マンチャの男』を観て頂き、何かを感じとって頂き、少なからず影響を受けて下さった方々に、心から感謝致します。
しょっちゅう台本を読み返しますが、回数を重ねる程に深みを増していきます。
演じる俳優たちもまた、日々己なりの答えを探し求めながら悩み苦しみ、今自分にできる精一杯の自分を表現しようとしているのかも知れません。
人類に知識と文明がある以上、遍歴の旅は見果てぬ夢を追い求め、その存在がゆるされる限り永遠に続いて行くのではないでしょうか。
劇中、死を感じ震えながらも必死に夢や希望の重要さを語るセルバンテスという一人の老人に対して、「人間はあるがままの人生と折り合いを着けていかねばならぬのだ」と、まるで自分に言い聞かせるが如く懸命に語る公爵は、まさしく現代を生きる疲れ果てた人類の縮図の様にも見えます。
「あるべき姿の為に闘うこと」は本当に勇気がいることです。
もっと、もっと、高みを目指し、強くならなくては、身も心も。
やっぱり眠れない。
早速CDを聞いてみようか。
