聖闘少女堕ちる〜翔子

  | 投稿者: 月華守屋

セインティア翔よりエクレウスの翔子の凌辱物です。
汚れを知らない聖闘少女が邪悪の種を子宮に埋め込まれて悪に堕ちる話。

年齢設定など明らかにされていない部分は憶測で書いているため、原作と異なる部分があると思いますがご了承ください。

アテナ沙織と従う青銅聖闘士達が黄金聖闘士達と激闘を繰り広げている最中、邪神エリスの残党と闘っていた聖闘少女はエリス復活に遭遇する。現れたエリス神殿の中で、一人また一人と闇に堕ちていくのだった。




 聖闘少女――セインティア。
 それは処女神アテナの傍にあって身の世話をする特別な役割を持った女性聖闘士。従来の女性聖闘士は女であることを捨て、仮面を被るが特例として女子のまま聖闘士として認められる。
 聖(セント)・アカデミーでの全ての課程を修了、且つ純潔で高い素養を持った完全な女子数名のみに聖闘少女としての資格が与えられる。
 これは、そんな少女戦士達の汚れし記録。


 妖星レパルスの加護を受ける邪神エリス。
 処女神アテナの生まれ変わりである城戸沙織と数名の聖闘少女、そして聖闘士の最上位である黄金聖闘士と戦いを繰り広げた邪神は、宇宙の彼方へと追放された。
 しかし、邪悪な意志は消えずにエリス神殿があった場所へマグマのようにたまり続け、聖闘少女達はその意志を散らす為に戦いを続けていた。
 その戦いの中でエリスは完全に復活し、争いの大樹・ウテルスを中心に浮遊神殿を具現化させ、邪霊の力を増大させ世界に争いを引き起こす種子を撒き散らそうとしていた。
 聖闘少女達は各々、神殿の中へと進入する。
 邪神エリスの野望を砕くために。
 しかし、神殿はエリスの庭であり見通しのきかぬ迷宮。
 邪霊達の剥き出しの欲望と悪意が渦巻く場所は、少女達の心も体も汚し尽くす恐ろしい場所でることを、まだ聖闘少女達は知らなかった。

 * * *

 ――翔子。翔子。起きなさい。
「誰? この声……聞いたことがあるような……」
 翔子は口からでている声に現実味がないことに気づいて、夢を見ているのだと悟った。どうして夢を見ているのか。いったい何をしていたのか。夢を見ているということは眠っているということ。しかし、どうして眠りについているのか思い出せない。
 ――翔子。今日はあなたの好きなお菓子を作ってみたのよ。一緒に食べましょう?
「……お姉ちゃん」
 自然と口に出すと、頭の中でパズルのピースがかちりとはまったように音が鳴る。同時に脳の内側から溢れ出した記憶に、翔子は吐き気を覚えて胸が詰まる。前後不覚に陥っていた体が、どうやら仰向けに寝かせられているということに気づいて、翔子は衝動のままに上半身を起きあがらせた。
「――ぉえ!? げほっ! げほっげほっげほっげほっ! げほっ! かっ……はっ……はぁ……はぁ……はぁ……」
 吐き気に流れ出していたのか、瞳は涙で濡れている。力はあまり入らずに震えていたが、左手の指で涙をぬぐってから周囲を見回す。中央が膨らんだ円柱に支えられた天井。自分が座り込んでいる床は大理石で覆われている。広さは狭いようにも広大な広さにも見え、空間が歪められているのだと翔子は悟る。視線の先には巨大な扉があり、隙間からは邪悪な小宇宙が沸き出している。
(……ここは、エリス神殿の、中。私……どうして? 沙織さんと一緒にいたのに)
 翔子は自分の記憶を辿って、今の状況を整理する。
 アテナ・沙織の命によってたまり続ける邪念を仲間と共に霧散させていた翔子は、出現したエリス神殿の余波で仲間とはぐれてしまった。その後、自分を取り込もうとするエリスに飲まれそうになったのを沙織に助けられた。
 邪悪な小宇宙を発するエリス神殿へと攻め込むのは、アテナと共にやってきた最強の黄金聖闘士に任せて、翔子は沙織の護衛ということで後方で一緒にいたのだった。そこに数回エリスの刺客が襲ってきたがいずれも撃退し、順調に物事が進んでいるはずだった。
「そうだ。そこで、また急に光が注いで……気づいたら、ここに、か」
 立ち上がった翔子は自分の体に異常がないか、見下ろす。
 セミロングの赤毛が前に流れ、首筋から胸元を覆う青みがかった聖衣に垂れている。肩や首元、胸をしっかりと覆った下にはセインティア共通の白いワンピース型アンダーウェア。太腿の半分くらいまでを覆うスカートの下からは黒いスパッツが覗いている。籠手と、腰部、そして足を膝まで覆うブーツ型の聖衣まで意識を失う前まで身に着けていたものは失われていなかった。
 特に異常を見つけられなかったため、翔子は改めて奥へと続くであろう扉を見る。経緯はどうあれ、世界の敵であるエリスの懐まで到達しているのだから、進むべきと翔子は考える。一方で、自分の力では戦力にはならないということも自覚していた。翔子達のような聖闘少女は、ほぼ青銅聖闘士と呼ばれる聖闘士の中でも最も実力が低い戦士達だ。十二人しかいない最強の黄金聖闘士を筆頭に、アテナの使いとして主に動く白銀聖闘士が続き、青銅聖闘士は白銀聖闘士のサポートが主な役目。戦いが起きれば、いわゆる露払いの立場になる。
 実際に、一度目のエリスとの戦いで、翔子はほぼ役に立たなかった。エリスの使徒である邪霊士(ゴースト)や邪精霊(ドリアード)達からなんとか沙織を守ることはできたが、翔子はエリスの配下に囚われ、危ういところだった。翔子を助け、獅子奮迅の活躍でエリスを宇宙に追放したのは、後からやってきた黄金聖闘士。翔子はそこで、己の無力さを知ったのだ。
「……私が、いかないと」
 脳裏によぎる弱気を押さえつけて、翔子は足を踏み出した。冷静に考えれば自分が神に勝てる道理はない。それでも胸の奥にある気持ちは燃えたぎり、自分が行かなければいけないと告げている。それは、翔子の過去に遭遇した事件によるもの。かつて、邪神エリスの依代として憑依されそうになった者として、エリスに関わらないわけにはいかないという想い。
 そして、もう一つは。
「お姉ちゃん。待ってて! 私が、エリスから助け出す!」
 自分の代わりにエリスの依代となり、一体化した姉――響子を助けようとする想いが翔子の小宇宙を一気に引き出した。
 翔子は両足を広げて右拳を引いて小宇宙を集める。修行によって会得した技は、小宇宙を乗せた拳を突き出して高速の連打を打ち出す。マッハ1の速度を誇るその技は、見た目からふさわしい名前が付けられる。
「エクレウス流星拳!」
 右足を踏み込んで右拳を前へと突き出すと、集まった小宇宙が爆発して放たれた。流星のように連続して目標に向かっていく小宇宙の弾丸は、一瞬で扉にあたり、吹き飛ばす。高威力の連撃によって扉は跡形もなく粉砕されて、すぐに黒い小宇宙が溢れ出した。空気が淀んで奥が全く見えなかったが、翔子は意を決して走り出す。目覚めてから少しずつ体力は回復してきて、エクレウス流星拳を放ったことで一気に体の細胞が活性化する。体内を巡るエネルギーの流れが濁っていたのが、小宇宙を高めたことで正常に戻ったのだ。駆けていくと更に顕著になって、数秒後には最高速まで達して黒い小宇宙が吹き出す部屋へと突入した。
「――っっ!」
 直後、全身を襲う悪寒。翔子は足を止めずに進み続ける。自分が駆けていく先には確実にエリスがいる。彼女の中にある確信は、依代の候補となっただけではなくもう一つの理由に繋がる。霧となって空間を支配している小宇宙の先に光を見て、翔子は吼えた。
「お姉ちゃん!」
 再び小宇宙を高めて右拳に集めると、翔子は走りながらエクレウス流星拳を放つ。周囲の小宇宙が霧散して、自分が倒れていた大理石の間と似たような光景が広がった。違うのは、目線の上まで続く階段があり、到達点にある玉座に一人の女性が座っていること。
 女の翔子が見ても艶やかで美しく、光り輝いているように見える黒髪をなでながらエリスは告げた。
「やっと会えたわね、翔子」
「……おねえ、ちゃん……」
 エリスは玉座から立ち上がると一歩ずつ、ゆっくりと翔子へ近づく。黒のローブを纏い、足まですっぽりと覆う裾は床を擦る。それでも足を引っかけるようなことはなく、優雅に進み出る姿に翔子は目を奪われた。
 姉の姿を持って復活したエリスが、姉と異なると頭では分かっていても心では反応してしまう。響子の体を持つために、遺伝子が引き合っているのだと翔子には理解できない。ただ、感覚的に響子でありエリスでもある目の前の敵を憎みきれない。理性と感覚がぶつかり合い、結果としてエリスが傍まで近づいてきても一歩も動くことができなかった。
「私の下で、永遠に一緒に暮らしましょう?」
 伸ばされた右掌が頬をなぞり、顎を上げる。更に踏み込んできたエリスは、自らの唇を翔子へと重ねていた。
「んぶっ!?」
 唐突の行為に翔子は一瞬わけがわからず、理解してから顔を真っ赤にして腕を動かす。石になったように動かなかった両腕は響子を押しだして、自分も反動で背後へと飛ぶ。口を慌てて拭ってエリスを睨みつけるも、響子の顔で微笑んでいるのを見ると敵意が削がれていく。
(あれはエリス……お姉ちゃんじゃないって分かっている……のに……)
 依代であるエリスに操られているだけと分かっていても、所作の一つ一つが姉のものであるため翔子は混乱してしまう。最初にエリスを倒そうとした時とも異なる気配に、姉を助けようという翔子の想いはしぼんでいく。
「私をエリスから解放する……そう、考えているのね、翔子。でも違うの。私はエリスと同化したの。私がエリスで、エリスは、私なの」
 再び近づいてくるエリスに今度は最初から反応して距離をとる。翔子はいつでも流星拳を放てるように腰だめに右拳を構えて、問いただす。
「お姉ちゃん! エリスに負けないで! 私が、小宇宙を届かせるから!」
 直後、翔子の体からほとばしる青白い小宇宙。炎が竜巻に乗って天井まで飛んでいくように、暴風によってエリスと翔子は風の檻に包まれた。自分の放つ攻撃を避けさせないようにという意図を感じたのか、エリスは両手を広げて翔子に微笑む。
「いいわ、翔子。あなたの気持ち、受け取って上げる」
「……お姉ちゃんの声で、これ以上しゃべるな!」
 依代として姉を奪ったエリス。そして、エリスの一挙一足に惑わされてしまう自分への怒りを力に変えて、翔子は更に小宇宙を高める。右腕に集まっていく力。収束しきれずに周囲に広がる風と光。過去最高の一撃を放つために力を溜める翔子を、エリスは全く邪魔しない。油断か、余裕か。考えても仕方がないことを頭から除外して、翔子は歯を食いしばった。
(燃え上がれ! 私の小宇宙!)
 左腕を掲げて右拳を更に引く。左半身を縦にしてエリスへと身構える姿は、幼少から習っている空手の構え。かつて姉とも一緒に学んでいたもの。
 技を放つ直前に、エリスはふっと微笑んだ。
「エクレウス、流星拳!!」
 自分ができる限り、小宇宙を高めた上での流星拳はマッハ1の壁を越えようとするほどに速度を出す。両腕を広げて立ったままのエリスは小宇宙の弾丸を腹部に受けて悶絶後に、全身を蹂躙されるように弾丸を受け止める。顔や肩や腕。腹部に下腹部。太ももや足先まで次々に光が弾け、破裂音が轟く。
 衝撃に次々と体勢が変わっていき、エリスが無抵抗のままに攻撃を受け続けることが翔子の中でも疑問に変わったところで、右腕からの流星拳は終わりを告げた。
「……はぁ……はぁ……はぁ……ふぅ……うっ……はぁ……」
 小宇宙を最大に爆発させて放った流星拳の後遺症か、右腕にはほとんど感覚がなくゆっくりと下ろすと痛みが走った。視線を向けても外傷はないが、痺れてほとんど動かすことができない。左腕で右の二の腕を押さえながらエリスを見ると、両腕を広げた体勢で俯いていた。しっかりと立っているために攻撃が効いたのかすら分からない。なにもアクションがないエリスに再び拳を向けたところで、エリスが動いた。
「ふふふ……気持ちよかったわ……翔子……」
 エリスは恍惚とした表情を浮かべて、開いていた両腕を戻し、掌を舐めとる。翔子から見て、なにか付いていたということはない。まるで染み込んだ翔子の小宇宙を舌で舐めとっているかのように見えた。
「あなたが私を思って打ち込んだ小宇宙。確かに受け取ったわ……次は、私の愛を、受け取ってくれる?」
「――ッ!?」
 背筋にこれまで感じたことのない悪寒が走り、翔子エリスからきびすを返して全力で走っていた。
 姉を救うという想い。
 アテナのために邪神を倒すという使命感。
 全ては翔子の足を止めることはできない。本能から呼び起こされた危機感が、今いる部屋からの脱出を優先する。恐れに震えて歯がガチガチと鳴り、涙が溢れて視界がぼやけても走りは止まることはなかった。
 だが、気づいたときには翔子はエリスに向けて走っていた。
(な、何で!?)
 逆方向へと走っていたのに、入り口から全力で入ってきたように駆けてしまう。右足を思い切り踏み込んで体を止めてから、同じように逆方向へと走る。すぐに到達する入り口を抜けると、またエリスが目の前に立って待っていた。
「そ、んな……」
「翔子。受け取ってね」
 翔子は頭の中で鳴り響く警報を聴く。エリスは黒のローブに包まれた足を動かして、先ほど流星拳を放った翔子と同じ構えを取る。本来不可視の小宇宙が集まり、質量を持つような錯覚に翔子は大量の汗をかいても動けなかった。蛇に睨まれたカエルのように。
「エクレウス……流星拳」
 静かな言葉と共に十分に溜まった小宇宙が爆発して、エリスの必殺技が放たれた――ように翔子には見えた。
「――ぁ」
 一撃が腹部を打ち抜き、肩アーマーを破壊して胸部を砕く。
 エリスの放った流星拳の一端すらも認知できないまま、聖衣が砕かれて肉体はダメージを受け続ける。
 意識を失っては痛みに覚醒させられるという螺旋に囚われていく翔子は、荒れ狂う海に投げ出されて流されていく木の葉のような存在へと貶められていった。一撃一撃が重たく、声を上げること体力すら奪う流星は聖衣を完全に粉々にしただけではなくアンダーウェアすらも引き裂き、翔子の体から布地が離れていった。露わになった十三歳の肢体は空手によって鍛えられていたが、暗黒の小宇宙には全く意味はなく、生々しく小宇宙が打ち込まれて肌の色が灰色に染まっていった。
 音速を超えた光速の連打。聖闘士でいえば黄金聖闘士のみが到達できる頂に、神であるエリスもまた到達できる。マッハ1の速度など光速の前では無意味。いくら小宇宙を高めようとも埋められない絶対的な差を見せつけたエリスの攻撃が止んだ時には、全身を灰色に染めて俯せに倒れた翔子がいるだけだった。
「……ぁ……っ……ぇ……」
 体をピクピクと小刻みに震わせている翔子は、かろうじて息があるという状態だった。エリスは音を立てないまま床を滑るように翔子へと近づくと、しゃがんで労わるように背中を撫でてから仰向けに転がした。
「ぅ……ぁ……っ……ぁっ……」
 翔子は気絶した唇から微かな喘ぎ声を漏らしていた。彼女の肌の色が灰色となっているのは、エリスが打ち込んだ小宇宙が体内にとどまり続けている証拠。体内を暴走する小宇宙が常に翔子へ刺激を与え続けて、体を小刻みに震えさせていた。
「私の愛。受け止めてくれて嬉しいわ。これからもっと与えてあげる」
 エリスは翔子の背中と膝裏に腕を差し入れて持ち上げる。体格に差はなかったが軽々と持ち上げるエリスは、すぐに部屋から姿を消した。

 * * *

 そこは見目麗しい花が咲き誇る場所だった。一本の雄々しい木が天空へと伸び、下には草。そして花が辺り一面に広がっている。何もない空間から出現したエリスは抱き上げていた翔子を草へと下ろすと、纏っている黒いローブを脱ぎ、一糸纏わぬ姿を見せた。大きく育った乳房。引き締まった腹部に尻は、彼女の姉として面影が残っている。
「翔子。ずっとあなたを守るために、あなたに種を植えてあげる。私自ら、ね」
 エリスは自らの膣に指を入れると中空から集まってきた邪悪なる気をそそぎ込む。すると膣内に変化が生じ、木の根にも似た触手が生えだした。複数の触手はすぐに一本にまとまり、やがて本当に一本の肉棒へと変化する。
 膣口から男性器が二十センチ以上に伸びて、空に向けて先を尖らせていた。
「……ふぅ」
 自らの肉棒を握って膣内から伸ばしたためか、エリスは快楽に頬を染めて瞳を潤ませる。自らの準備が整うと、エリスは翔子の足を広げて股間を剥き出しにした。まだ十三歳の翔子の股間は毛が生え揃っておらず、膣口もぴったりと閉じていて処女であることを十分に主張していた。小学生の時から男勝りであり、実家で空手を習っていたのだから女の子らしさなど皆無。その翔子が、アテナを守る聖闘少女として自分の前に立ったのを見た時にエリスは決めたのだ。永遠に守る対象として共にいようと。
 エリスであり姉の響子である今のエリス。
 完全に自分の記憶として響子の記憶を受け継いでいるため、神自身がもう響子の体を乗っ取っているという認識ではなかった。
「ふふふ……可愛らしい」
 広げられる限界まで翔子の足を持ったエリスは、自らの口を翔子の膣口へと当てる。
「――んあっ!?」
 舌をゆっくりと伸ばして膣口へと進入させると、異物が入ってくることに反応してか翔子の背中が仰け反って胸が突き上げられた。翔子の反応が嬉しいのかエリスは笑みを浮かべたままで舌を抜き差しする。徐々に唾液を膣内へと送り込むと、すぐに膣の筋を上下に舐め回して唾液をまんべんなく擦り付ける。まだ皮を被っているクリトリスも舌先でつつき、すぐ円を描くように舐めてとパターンを変えながら刺激を連続で送り込む。意識を失い無抵抗である翔子の体は丘に上がった魚のごとく跳ねて、背中を草むらへと打ちつけていく。連続した動きに体も汗が滲み出して額からも汗が流れる。頬は赤く染まり、翔子は完全に快楽に飲まれていた。
「……ぅあ……は……はあ……ん……はふっ……はっ……あ……んっ……」
 男を知らないはずの翔子を刺激し、快感を溢れさせているのはエリスが打ち込んだ小宇宙も関係があった。体内で荒れ狂う小宇宙はエリスが膣口へとそそぎ込み、股間を濡らす唾液に呼応している。少女だとしても持っている性感帯を刺激し続け、唾液で濡らした結果、荒ぶる小宇宙を受け取ってその力を増幅させる。エリスの舌使いが激しさを増すと腰までも付き上がり始めて、エリスは翔子の尻を支えて宙空に固定したままで膣を舐め続ける。
「ふあっ……あんっ……あっあっあっあっあっあっあっ……アッアッアッアッアッアッアッ……」
 頭を下に体を斜めで固定されるという無理な体勢に、翔子も苦しげに顔を歪める。だが、その表情も股間から全身へと流れていく快感の前に塗り替えられて、口から走る喘ぎ声は嬌声へと完全に変化していた。体から吹き出す汗の量は多くなり、顔は全て赤くなる。瞼の下にある瞳からも涙が溢れ出して勢いに瞼がうっすらと開いた。
「ンッンッンッアッアッアッアッアッアッ……アァアアアアッ!?」
 とどめと言わんばかりにエリスがクリトリスを皮の上から歯で挟むと、翔子は一気に意識を覚醒させられた。こみ上げてくる快感をこらえることはできず、初めて絶頂に達した体は股間から波打って腹部、胸元。そして頭と順番に跳ねていた。
 唾液を送り込んでいた膣から、逆にとろりとした愛液が吹き出す。エリスは膣口から口を離すと顔にかかったねばついた液体を右手で拭い、舐めてから恍惚とした表情でため息を吐いた。
「はぁあああ……翔子……初めてイッた感想はどうかしら?」
「はぁ……はぁ……はぁ……イ……た……? おねえ、らん……なんらの、こえぇ……」
 翔子は目覚めたばかりで、自分に起こったことが分からない。激しい何かが押し寄せてきて無理矢理覚醒させられたために記憶が混濁し、呂律も回っていなかった。自分がどうして気絶していたのかすら思い出せない。記憶の混濁は、静かに尻を草むらに下ろされたことでエリスの股間から伸びたペニスを見たことで一瞬で固まった。
「おねえ……エリス!? そ、それ……それは……」
「翔子。私が体の奥に種を仕込んであげる。そうしてあなたは邪霊士となり、私と永遠に一緒にいるの」
 エリスは翔子の股の間に入り、ペニスの先を濡れた膣口へとぴたりとつける。
「ぁ……!?」
 エリスの股間から伸びているモノの正体を、翔子もはっきりと分かったわけではなかった。同世代の男子の裸を見たことはない。見たとしても道場や試合会場で上半身のみくらい。しかし、その肉棒が男性器であることは位置からして予測できたし、かつ聖闘少女の条件である純潔が汚されるという生理的な嫌悪感に、距離をとろうとする。しかしわずかに腰が動いただけで翔子は逃れられないままに、エリスのペニスが挿入された。
「う……アァアアアアア!?」
 貫かれた激痛に全身が硬直する。息が詰まり、目覚めた当初から潤んでいた瞳からは大量の涙が溢れ出して翔子の視界を遮った。エリスは肉棒を突き刺すと止まることなく奥まで挿入し、先が子宮口に当たっても止まらない。結果、閉じていた子宮口までもこじ開けて中へと進入する。女の体の最奥まで踏み込まれたことで、翔子は脳内がショートして気を失ってしまった。
「翔子? だめじゃない。もっとがんばらないと。アテナの聖闘少女、なんでしょう?」
 優しく微笑むエリスはゆっくりと腰を動かし始める。長く太いペニスは子宮口から膣までを埋め尽くして、抽送が繰り返される度に内側を削っていく。処女膜を破り、破瓜の血が愛液やスペルマと共に外へとかきだされるとガクガクと体を震わせていた翔子の意識が戻る。しかし、感じられるのは激痛と同じくらいの快感。
 二つの相反する感覚が体内でぶつかり合い、脳内を犯していった。
「ゥアアアア! アンアッ! アハアッ!? アギヤアアッ! ア゛! ア゛! ア゛! ア゛! ア゛! ア゛! ア゛! ア゛! ン゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッ!? ヤ゛メ゛デェエ゛エ゛エ゛エ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッ!」
 血反吐を吐くかと思えるほどの叫び声。死にもの狂いで生きようとする動物が本能に任せて吼え続けるよう。
 翔子は、自分と聖衣の繋がりがいつの間にか千切れたことすら理解できず、突き上げにより頭を左右に激しく振るだけ。
「いいわ。その悲鳴。絶望。翔子。あなたは私の大切な妹。たっぷりと、愛してあげる」
 エリスは腰を両手でしっかりと掴むと、光速で動かしていく。音速を超えて動き続ける腰は翔子をすぐに絶頂へと持ち上げ、そこから下ろさない。
「アヒィイイイイイイ゛イ゛イ゛イ゛イ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ! ダメ゛エッ! イ゛ダ゛イ゛ッ! イ゛ダ゛イ゛ッ! イ゛ダ゛イ゛ッ! イ゛ダ゛ァアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」
 与えられる快感による絶頂は、今の翔子には苦痛でしかない。下腹部の中を蹂躙されて、破瓜の血が流れきっても膣内を傷つけられたことによる出血が流れ出す。子宮口は何度も力づくで貫かれてしまい、痛んでいく。激痛と快感に流される中で他のことが考えられない翔子も、女としての機能を失うかもしれないと無意識下で思い、悪寒が走った。
(いやだ……痛い……やめて……誰か助けて……だれか……おねえちゃん……)
 意識と共に命までも削られていくように思えて、恐怖に涙と鼻水を溢れさせる翔子。アテナのために。姉のために戦おうとした少女は面影もなく沈んでいく。だが、ピストン運動が唐突に終わりを告げたかと思うと、背中に腕を回されて持ち上げられた。
「アッ……ギャアアア!」
 重力に従って腰が落ち、ペニスが膣の奥へと突き刺さる。度重なる貫きで、子宮口はもう来るモノは拒んではいなかった。
「翔子。もう少しで、あなたの膣内に私の愛をそそぎ込んであげるからね」
 エリスは翔子の背後に回した手を移動させて、尻肉を背後からしっかりと掴むと上下に動かしていく。その腕の動きすらも光の速さにすぐ到達して、翔子は絶頂へと押し上げられた。子宮から膣口まで貫いているペニスに沿って流れ落ちていた血も、もはや完全に愛液が外へと流していき、翔子の体内には快感しか残ってはいなかった。
「アッアッアッアッアッアッアッアッアッ……ハンッ!? アンッアンッアンッアンッアンッアンッアンッ……死……しぬ……しんじゃ……アァアアア! ヤハアァアアア!」
 抵抗する気力など泣く、子供のように泣き叫んで嵐に飲まれていく。既に翔子はエリスを見ておらず、開いた目はどこも見てはいなかった。
(気持ちいい……気持ちいい! 気持ちよすぎる……)
 光速の抽送が続くと共に翔子の脳内は完全に焼き切れ、絶頂に思考は溶ける。襲ってくる快感により苦しめられているのに、快感が来るのを待っている。胸を突き破りそうなほどに心臓が脈打っても、その痛みが心地よい。
「イ……イク……イク! イクの……? アンッアンッアンッアンッアンッアンッハァアアア!? ア゛ァア゛ア゛ア゛! ア゛! ア゛! ア゛! ア゛! ア゛! ア゛! ア゛ー!? カハッ……アッアッアッアッアッアッアッアッアッ……」
 終わらぬ抽送に限界まで達してはすぐに押し上げられる。
 翔子が絶頂へと到達させられたのは既に三桁にまで達していた。並の人間ならば既に負荷に耐えきれずに死んでいるが、元々、体を鍛えていただけではなく聖闘少女としての修行も行った結果、耐えられてしまっていた。
「翔子……」
「おれえあ……アハァアアアア!」
 姉の外見をしているエリスを、もはや本当の姉だとしか認識できず、翔子は反射的にエリスの背中を抱きしめた。同時に抽送が止まり、エリスが差し込んだペニスから精液が迸る。子宮の奥に直接そそぎ込まれた精液はすぐに逆流して膣を通り、膣口から溢れ出す。ペニスによって蓋をされているにも関わらず大量の液体がエリスの股間を汚していった。
「アッ……アァアアア! ンハッ! アグアアァアアア! アンッ! アンッ! アンッ! アンッ! アンッ! アンッ! アアアアッ!」
 既に精液だまりができるほど大量に膣から流れ出していたが、まだペニスからの放出は止まらない。体内にとどまっている精液を押しのけるように出される精液の衝撃によって、絶頂に達する翔子の瞳は完全に光を失っていた。口を開いてだらしなく舌を外に出したまま喘ぎ続ける翔子を見て、エリスは満足げに笑みを浮かべる。
「さあ、翔子。こちらに、いらっしゃい」
 エリスがペニスを引き抜くとごぽり、と音を立てて膣の外へと精液が大量に流れ出す。この時点になってもエリスの股間からは新しい精液が生み出されていて、翔子の頭から胸元。股間から足先まで順番にかけられていく。エリスの小宇宙を受けて灰色に変わっていた肌が白い液体に塗り替えられると、精液が暗い光を発していく。
「邪霊士として、新しい生を」
 精液は形を変えて邪霊衣となる。砕け散り、翔子との結びつきも消えたエクレウスの聖衣と同じ意匠で、かつ色は漆黒。聖闘少女はアンダーウェアの上に聖衣を纏っていたが邪霊士は素肌の上に装着する。精液が変化を完了したころには、翔子は安らかな寝息をたてていた。連続絶頂の嵐から解放された顔はだらしなく緩んでいた面影は残っていない。ただ、目元から幾筋も伝っている涙の後が名残と言えばそうかもしれなかった。
「次に目覚めた時から、あなたは私とずっと一緒よ、翔子」
 その言葉はエリスのものか。姉である響子のものかは当人にも分からない。
 既にペニスは消え失せ、美しい肢体を再び黒のローブに包んだ邪神は眠る翔子を見下ろしながらこれからのことに思いを馳せる。
 全ての争いを肯定する神は愛する者とずっといられることを喜び、満面の笑みを浮かべた。
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