虚像の怪物IF・後編

  | 投稿者: 月華守屋

霊能探偵ルナ&サイコより、二人の凌辱物です。
不信な自殺が相次ぐ学園に潜入した霊能探偵ルナ&サイコ。しかし、数々の危機を乗り越えてきた二人の予想をはるかに超える怪物が、学び舎の中に潜んでいた。
敗北した二人に待っていたのは苛烈な凌辱の嵐。強気二人の精神は快楽に汚染されていく……

後編は無残な凌辱パートです。



 目覚めは最悪の気分だった。胃の中をかき混ぜられているような吐き気に、内蔵がぐちゃぐちゃに溶けているような不快感。気怠く、指一本動かせない状況でも意識だけはまともに戻ってきた。むしろ気絶していたほうが良いのではないかと思える。
 だが、サイコはゆっくりと瞼を開いて現実を受け入れた。
(ここは……どこ……? 私……どうして……)
 サイコは気を失う前に何をしていたのか思い出そうとしたが、ぼんやりとしていて実像を結ばない。最後の記憶は相棒のルナが調査のために屋上へと向かった場面。
 しかし、自分のいる部屋が女子寮の自室ではないことは明らかだった。
(私……裸……)
 室内は適温に保たれてはいるが、それでも肌寒さを感じる。体は動かなかったが触覚は失われていないため、自分が一糸まとわぬ姿でベッドの掛け布団の上に寝ていることは理解できた。
「も……少し……眼が、動かせれば……」
 口にしても現状は変わらない。ただ、ほんのわずかだが指先は動くようになっている。意識が目覚めた事で体も覚醒し始めている証拠。いつになるか分からないが、動けるようにはなるはず。わずかではあるが希望を見いだしたサイコの耳に扉が開く音が届いた。
「だ、れ……」
「目が覚めたか」
 未だに目は動かせないが、どこかで聞いたことがある男の声だとサイコは思考を巡らせる。その間に近くにやってきた男はサイコに合わせるように視界の中へと顔を見せた。
「あなたは……確か……蛭田……」
「そうだよ。サイコ」
 蛭田はサイコの剥き出しの乳房へと手を伸ばして揉み始める。すると気怠かった体に強烈な電流が走ったような衝撃が生まれ、サイコは反射的に体がベッドから浮き上がった。
「ああっ!? え!?」
 あまりにも過剰に反応する体にサイコは驚きよりも困惑する。唐突に訪れた快感に乱れた息を何とか整えようとするが、続けて蛭田が乳首を摘んでこりこりと指でいじると連続して嬌声を上げてしまう。
「んあっ! あんっ! あっ! あっ! あっ! んああっ!? んはぁ……はぁ……はぁ……な、にこれ……」
「寝ている間に何本か薬を打たせてもらったのさ」
 蛭田はサイコの頭を右に向けて倒し、サイコに自分の右腕を見るように促す。サイコの視界にある右腕には三本の注射痕があった。何を注射されたのか察したサイコは青ざめ、震えだす。
「敏感になる薬だぜぇ。お前をこれからたっぷり犯して、オレがいないと生きていけない体にしてやるよぉ」
「……どうして……こんな――」
 サイコは問いかけようとして脳裏にある光景が蘇る。
 自分の体から吹き出す怪物達。四肢を噛み千切られて倒れるルナ。
 全身から力を搾り取られたような虚脱感に耐えられずに気絶した自分。
 気絶する前の記憶が蘇り、サイコは力が入らずとも歯を食いしばる。
「どうやら気絶する前の記憶が戻ったようだなぁ」
 蛭田はサイコの頭を動かして再び自分の方へ顔を向けさせると、唇を奪う。驚いて目を見開いたサイコは、口内へと進入してきた舌によって生じた快感が乳首や股間を熱くなっていくのに頬を赤く染める。抗おうとしても体は動かず、性感だけが高まり、汗がにじみ出した。
「んむっ……うぅうう! んっ! んぅううう! んはあっ!?」
 口が解放されたと同時に艶を含んだ嬌声を上げてしまうサイコ。感じていることを隠すことも出来ず、蛭田は満足げに下卑た笑みを向けるとまた乳房を揉み始めた。
「ルナ……ルナっ……は……んっ……どうし……んんんっ……たの……あんッ」
「あの女か。まだ生きてたからな。殺しちゃいない。大した女だよ」
 蛭田はサイコの表情を見ながら答える。既に勃って固くなっている乳首を蛭田が指の腹でなで回すと、見下ろしてくる瞳に映る自分の瞳が快楽に濁っていくのが見えてしまった。
「まだあれから三時間しか経ってねぇよ。でも、お前はオレの増幅器としてパートナーになってもらうが、あいつは用無しだ。苦しめて苦しめて、最後は殺してやるよ」
「……そんなこと……させない……」
「さっきも言ったが、お前はオレがいないと生きられない体にしてやるよ」
 蛭田の目に宿る獣欲にサイコは喉の奥に悲鳴を押し殺す。既に体は薬の効果で感覚が鋭敏になり、乳首やクリトリスなど敏感な部分に触れられなくても感じてしまう。体からあふれ出る衝動に精神が引っ張られて何も考えられなくなるまで溶かされそうで、サイコは瞼を閉じる。自分を見失わないように意識を集中させるためだったが、すぐに乳房への愛撫で砕け散った。
「うっあっあっあっあっあっアッアッアッアッアッ……アハアッ!?」
 自分の意志では動かないのに、下腹部が跳ね上がって膣からトロりとした蜜を飛ばす。股間から流れ出る愛液によって逃れられない快感を意識し、サイコは顔を真っ赤にして震えることしかできなかった。
「ひひひ。感じてるじゃないかぁ。口ではどんなに言えても、体は正直だぜ。じゃあ、楽しませてもらおうか」
 蛭田は乳房から手を離してサイコの両膝を広げ、股間を露わにする。無抵抗のまま陰部を開かされたサイコは自分に出来る範囲で抵抗しようと口をつぐむ。しかし、膣に唇をつけられた時点で悲鳴が上がった。
「キャアッ!?」
 クリトリスを口に含まれた段階で、サイコの快感は最高潮に達していた。閉じていた瞼と口が開かれて股間から押し寄せる快感を受ける。目の前に光の粒子がちらついて、呼吸も出来ないまま喘ぎ続ける。
「アッアッアッアッアッアッアッヤッ! アアッ! イヤアッ!? ダメッ! 舐めっ……ヤァアアアアア!!」
 増幅された快感はサイコの体を内側から蹂躙していく。全身が性感帯になったかのようで、一カ所で気持ちよさが最大に達すれば残る場所に連鎖していく。蛭田の唇の中でサイコのクリトリスは舌で転がされ、歯で噛まれる度に電流が脳へと突き抜ける。
(だめ……気持ち……いい……耐えられない……!!)
 自分の眼から流れ落ちる涙が悔しさよりも、快楽に喜んでいるからだとサイコは認めるしかなかった。涎が飛び散る音を立てて激しく舐め、吸い尽くす蛭田の陰部責めにサイコの中のタガが外れて絶頂へとたどり着く。絶叫して下腹部を持ち上げると愛液がまたドロリと溢れ出し、蛭田の顔を濡らした。
「ヒァアアアアアアアッッッ!?」
 はしたない声だと分かっていても堪えられない。屈辱は完全に快感に塗り替えられ、衝動が収まるまで口を開いて舌がだらりと放り出される。サイコは四度、五度と腰を大きく震わせた後でようやくベッドに尻を落とした。
「ひゃっひゃっひゃ。気持ちいいかぁ?」
 蛭田は愛液が溢れる膣口に口を付けると、舌で入り口を舐め回す。そこから徐々に上へと舌を移動させていった。サイコの体の味を堪能するように這う舌の軌跡に従ってサイコは熱がじんわりと体内へと浸透していくように感じられる。
「んっあっあっあっあっあっ……ハウッ! ヤッ!?」
 下腹部を。臍の穴を。腹部を左右にくねくねと移動しながら上ってくる舌。乳房のところまでやってくると、蛭田もサイコの上にのし掛かってくる。両足を開かれ、膣口に何かが当たる感触があるとサイコはいつしか閉じてしまっていた瞼を開いて視線を向ける。膣に押しつけられているのは、肥大化した蛭田の肉棒だった。クリトリスに竿が先から根本まですりつけられる様に、サイコは青ざめる。
(おお、きい……)
 蛭田のペニスサイズは体格に不釣り合いなほど大きい。女性のルナやサイコとほぼ同じ体格にもかかわらず、巨根は存在感を示している。
「やっ……入れないで……そんなの……はいらあうっ!? んあっ! あっアッアッアッアッアッアッッ!?」
 ペニスに気を取られたサイコは乳首に舌が伸び、口に含まれたことで快感に押し流される。乳首を優しく噛まれて前後左右に引っ張られる度にサイコの頭に快楽の楔が打ち込まれ傷を残す。刺激を受けた乳首は屹立し、連動するように股間も熱を発して愛液が流れ出す。すり付けられているペニスにコーティングされるとより滑りがよくなって気持ちよくなったのか、蛭田は腰を動かす速度を上げた。舌を這わせてくる上半身とペニスをクリトリスに擦らせていく下半身は全く別の獣のよう。そんなことを思っても、サイコは快感に頭の中がとろけ、顔は真っ赤に染まる。
(気持ち……いい……流される……流されて……でも!)
 サイコはわざと歯を剥き出しにして、犬歯を唇に押しつける。ほとんど噛む力はなくても、元々鋭い歯を押しつけるだけで唇には後が刻まれる。ほんのわずかだが食い込んで、わずかな痛みと共に血が流れ出した。わずかな痛みでも今のサイコが理性を保つには必要なこと。
「はあっ! はぁ……はぁ……はぁ……まけ……ない……」
 乳首から口を離して首筋まで到達していた蛭田は、体を離してサイコの顔をのぞき込む。唇からわずかに血を流しながらも気丈に見上げてくるサイコに、蛭田はニヤリと笑って唾を垂らす。
「!?」
 咄嗟に顔を背けたが、サイコの頬に涎がついてベッドへと流れ落ちる。蛭田は自ら頬に付着した唾液を舐め取ると、サイコの両膝に手を置いて力一杯広げてからペニスの先を膣口へと突きつけた。
「ぁ……」
「もっともっと苦しめぇ。簡単に堕ちたらつまんねぇからな」
 膣口の先につけたペニスが徐々に進入してくる。膣がペニスの太さに広げられていく激痛はサイコの呼吸を阻害し、口と眼を大きく見開かせる。
「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……あ゛あ゛っ!?」
 サイコはメキリ、メキリと骨が砕けるような音が聞こえた気がして恐怖が膨れ上がる。進入してくるペニスは狭さなどかまいもせず、ひたすら奥へと突き進み、破壊していく。これまでいくつもの死線をくぐり抜けて暴力にも晒されてきたために処女膜はなくなっていたが、サイコは紛れもなく処女。危険と隣り合わせの仕事に恋人を作る余裕もなかったためだが、それでも幸せなセックスに憧れていた。
(私の初めてが……こんな……男に……)
 悔しさも悲しさもペニスによって引き裂かれ、サイコは声なき悲鳴を上げた。膣内を埋め尽くした肉の先は子宮口へと到達し、動きを止める。サイコからは見えないが、下腹部はペニスの形に膨らんでどのように入っているのか外から分かるほどだ。まだ蛭田の下腹部とサイコの膣までの距離は少しあいており、全て入っていないことを示している。
「っひひひひ。何人か犯した女どもはこれだけでもう壊れかけてたぜぇ」
「うっあっあっあっ!? 動かないで! 動かないでぇ! 痛い! あっ! きゃぁああああ!」
 蛭田が腰を動かし始めてサイコが感じたのは快感ではなく痛みだ。薬によって全身が敏感になり、舌による愛撫で快感を引き出させられたが、ペニスによってもたらされたのは、その鋭敏になった神経を逆手に取られた上での痛み。引き抜かれ、押し込まれるペニスは膣内を傷つけたことによる出血と快楽から流された愛液によって汚れている。一度突き込む度にどこかを傷つけ、引き抜かれる際には真新しい血で汚れていた。それでも血以上に流れ出している愛液が色を薄めているだけ視覚的には穏やかになっていた。
(苦しい……息が……できない……おなかが……い、き……)
 速度を増していくピストン運動はサイコの下腹部を膨らませ、横隔膜を刺激する。突き込まれる衝撃に跳ねる横隔膜は喘ぎ声を助長し、突き込む速度にあわせて変えていった。
「あっあっあっあっあっあっ……あっ……あっ……あっ……あっあっあっあっあっあっ……あっ……あっ……あっ……あっあっあっあっあっあっあっアッ!?」
 突き込まれた反動による声が一段階上がる。激痛に遮られていた快感が再びサイコの全身を駆けめぐっていくと、腰の突きによる反動だけではなく、膣内の性感帯を刺激されることで起こる反射的な動きにサイコの上半身が波打った。
(だめ! 気持ちいい……頭が……おかしく、なる……あああ……)
 体内にこもった熱がサイコの脳を浸食し、壊していくように錯覚する。脳が熱に浮かされて視界がぼやけると、五感の一部が遮られたためか股間からの快楽をより鋭敏に感じ取る。ピストン運動の激しさが増して水分不足になると思われるほど愛液が噴き出し、蛭田の動きに滑らかさが増した。そうなれば、よりピストン運動が激しくなり愛液が増すというスパイラル。
「アッアッアッアッアッアッアッアッアッ……ンハァッ!? アンッアンッアンッアンッアンッアンッアンッアンッアヒッ!! ヒッ! ヒィイイイイッッ!?」
 高速で動いていた腰が力強く突き込まれた時、遂に子宮口をこじ開けてペニスの先が子宮内へと押し入った。本来ならば届かず、開かないはずの場所に進入した肉棒の熱さと激痛にサイコは絶叫と共に視界が回る。
「ァアアア……アロアアアエエ……ヤヘエ……ァ……」
 蛭田のことを見ずに、天井を見上げたまま呂律が回らないサイコ。酩酊しているようなサイコを前に、蛭田は上体を倒してサイコの乳房を自分の胸元で押し潰すように密着する。開かれた口の中へと舌を入れて、サイコの舌を弄ぶ。
「んぷっ……おあう……れろ……む……ちゅ……ンンッ……ンフゥウ……」
 弄ばれていただけだったサイコは、蛭田の舌に対して自ら絡め始める。瞳には正気の光が薄れて、自分が何をしているのかさえ理解できてるかは怪しい。舌が絡んで唾液を交換しあう中で腰が浮き上がり、蛭田が動かなくてもサイコの膣内をかき乱す。それが快感を生んでサイコの腰が跳ね、また快感が生まれる。
「プァ……アハア……や……も……やめ……て……」
 蛭田が唇を離すとサイコはかすかに残った意思で蛭田に告げる。眼は焦点を失い、途切れ途切れで言葉を話すのが精一杯。そして何よりも、自ら腰を動かし続けて蛭田のペニスを求めている。
「も……イキたく……アッ! イキたく……ないの……アンッ! ハァ……はぁ……アッ……アッ! や……も……いやあ……」
「ひひひひ。だいぶ気持ちよさそうだな。なら、とどめ刺してやるよ」
 蛭田は右掌でサイコの乳房を掴むと力を込める。うっすらと光が生まれた右手を中心にサイコは悪寒が全身へと広がっていく。その感覚は、一度経験したもの。恐怖が沸き出し、具現化する。
「アッ……アァアアアアアッ! キャァアアアアアアアアアアア!!!?」
 サイコの胸元から大量の怪物が放出される。その衝撃は敏感になっていたサイコに壮絶な快感をもたらし、絶頂へと導く。ペニスを挿入したままの股間が締め付けられて、蛭田は抽送も再開した。
「くははははは! いいぜ! もっと締めつけろよ! 気持ちよくなってくれよ! オレもお前の中に出してやるよぉ!」
「アヒィイイイ! アアアッ! ヤメェエエエエ! あぁああああ! ウアアァアアア! アヒィイイイイハァアアアアアア!」
 恐怖の怪物を生み出す反動で絶頂し続けるサイコは、もう蛭田の言葉など聞かずに快楽に狂乱していた。眼から止めどなく溢れる涙。こみ上げてくる快楽に翻弄されて左右に勢いよく顔を振ると、涙と一緒に鼻水と涎がまき散らされる。当然、覆い被さってピストン運動を続ける蛭田にも生暖かい液体が付着したが、蛭田は不快には思わずにむしろ喜んでいた。
「オレ達、新しいコンビの結成祝いだ! 受けとれぇええ!」
 蛭田は強引に押し入って、再び子宮口をペニスで貫くと同時に射精していた。大量の精液が直接子宮の中へと注ぎこまれて、サイコは数段階上の快感で殴りつけられたかのようにのけぞる。
「イヤァアアアアアアアアアアアアアッッ!!」
 絶叫し、射精されるタイミングで腰を震わせたサイコは数分間連続で体をびくつかせた後に、遂に気を失った。蛭田もゆっくりとペニスを引き抜くと、膣口からごぽりと音を立てて精液が流れ出す。気を失ったまま体を痙攣させるサイコを見ていると、蛭田のペニスは少し固さを取り戻してわずかに残っていた精液が吹き出し、サイコの顔面にかかった。
「ぅ……あ……」
 顔面に精液が当たった感触にかすかに呻いても、完全に覚醒することはない。サイコは火照った肌をだらしなく蛭田の前に晒してしばらく起きそうにはなかった。
「くひひひひひひ……時間をかけてたっぷり調教してやるよ……さぁて、あいつはどうかな」
 蛭田は制服のズボンだけ穿くとサイコを残したまま部屋を出た。女子寮は先ほどサイコの恐怖を引き出したことで怪物が漂い、空気がよどんでいる。各部屋からは少女達の悲鳴やすすり泣く声が聞こえ始めていて、耳心地の良い悲鳴のオーケストラに蛭田は満足する。
 蛭田は笑みを崩さないまま迷うことなく廊下を歩き、サイコがいた部屋から見て寮の反対側に位置する部屋まで辿り着くと、扉をノックもせずに開けた。
「おー、やってるねぇ」
 蛭田の視界の先には、女子制服姿のルナが校長の体の下に押し潰されていた。
「うっ……うっうっうっあっあっあっあっ……うぐ……ぅ……」
 ルナは歯を食いしばって、突かれる度に漏れる声を押さえるよう努力していた。顔は蛭田がやってくるまで凌辱され続けたために汗が流れ、顔が火照って真っ赤になっている。その顔にはかけられた精液が付着してまだ残っていた。表情のこわばりに反比例して、ルナの両腕はだらしなくベッドの両側に広げられたまま動かなかった。押さえつけられているわけでもなく、普段の彼女ならば自分の膣を蹂躙している校長も、周囲に立って眺めている男達も倒せるはずなのに。
「おお、蛭田君……」
「校長。どうですか? うちの学校の制服を来た女を犯したかったんでしょ、前から」
「あ、ああ……そうだよ。いつも……想像……していた……でも、犯罪になるから、ねぇ……」
「……この……変態……あっあっあっあっんあっ!?」
 自分を押し倒している校長へと悪態をつこうとして、ルナは上ってくる衝動に耐えきれず嬌声をあげてしまう。目覚めた時には既に犯されはじめていたルナの体感では、そろそろ四時間になろうとしている。だが、校長や周りに立つ男達はとにかくルナの膣を使って自分達がイクことしか考えておらず、ルナの快感はそこまで引き出されていなかった。それでも、時間をかけて常に敏感な部分を責め続けられれば女の体は反応してしまう。
「おやぁ。今のはいい声だったぞ?」
「あぐっ!?」
 膣を突き続ける校長から離れて、蛭田はルナの髪の毛を掴む。痛みに顔をしかめるルナを覗き込んできた蛭田の瞳は、同じ人間を見るような眼ではない。
「霊能探偵ルナ&サイコ。裏世界じゃ有名だって話だったが、所詮女だな」
「……だっ……まれ……」
「こんな、学生のオレなんかに二人ともやられてよ。こうやってコスプレして犯されてるんだからなぁ」
「くっ……」
 蛭田の言葉にルナは屈辱で顔を染める。既に高校を卒業したルナとサイコは潜入のために学園の制服を着ていた。まだ違和感はない年齢ではあるが、実態を知る者にとってはコスプレとしか映らないだろう。
 今のルナは学園の白を基調にした制服を着たまま凌辱されている。
 ワンピース型でふくらはぎの大半を覆い隠す丈の長さの制服を、腰にベルトで締めてスカートのように見せている。その容姿のままに校長はルナの足を広げてスカートで結合部を隠したまま犯しているのだ。
「サイコ……は……どうした……うっ……うっ……んっ……んっ……」
 口を開けば体を揺さぶられる反動で声が漏れる。それでもルナは相棒のサイコの様子を確認しなければ安心できなかった。蛭田はルナの髪の毛から手を離して、制服に包まれた左乳房を力強く掴みながら告げる。
「あの女はもちろん生きてるぜ。何しろ、オレの新しいパートナーだからな。さっきまでオレのチンポで楽しんで、ヨガって気絶したぜ」
「くっ……下衆……野郎……あっ! あんっ!?」
 蛭田が制服の上から乳首を摘むと、ルナは体をびくつかせて仰け反った。制服は着せただけで、下着はつけていない。ルナが倒された時に着ていたスーツを脱がせた時にはブラジャーはなくショーツ一枚の姿であり、蛭田はそのまま着替えさせていた。
「なんだその辛そうな顔は。もっと気持ちよさに身を委ねろよ。あの女みたいにな」
「サイコは……そんな弱い女じゃ……ない……んあっ!? お前が……何か……したんだ……あうっ!? あっあっあっあっあっあんっ!?」
 蛭田と話している間に校長はピストン運動を加速させ、絶頂に向かっていた。急激に変化した突き込みの速度に、ルナの声は一段階高くなった。校長が絶頂と共にペニスを膣から引き抜いた衝撃に、ルナは思わず視線を外して眼を閉じ、身悶えた。
「校長。気持ちよかったでしょう?」
「あ、ああ……最高だよ……蛭田君……」
 校長はスカートの内側に自分のペニスの先を擦り付けて精液を拭う。放出された精液は、ルナの膣の周りやスカートに放出されていた。中に出すよりもスカートの内側にまき散らす行為に、校長は満足げに顔を火照らせて蛭田へと告げた。
「では、蛭田君……後は任せたよ」
「お疲れさま。校長。くひひひ」
 校長がゆっくりと立ち上がって服を着ている様子を一瞥した後に、蛭田はルナへと視線を戻す。ルナも膣内をこすりあげられて快感を刺激されたことで、眼は潤んで涙がこぼれ落ちている。息は荒く、顔は真っ赤でいつ酸欠で気を失ってもおかしくはない。
「無様。無様。くひひひひ」
 蛭田の笑い声に顔をしかめながら、ルナは両手足に力を込めようとする。だが、まるで神経が途切れたかのように全く動く気配がない。見えない何かが拘束しているというよりも、そもそも手足が繋がっていないという感覚に近い。
「くそ……ぉ……」
「お前の精神体が、手足を食いちぎられたんだ。うごかねぇよ」
 ルナの様子からしようとしていることを悟り、蛭田は髪の毛を掴む手に力を込めて、ルナを引き寄せる。苦痛に呻くルナの顔のうち、精液がついていない箇所を一舐めしてから蛭田は続けた。
「サイコの力で増幅させたオレの能力で精神体が受けた傷は、肉体にも作用するってことだろうな。四肢を食いちぎられて、動かせるやつはいねぇよ」
 蛭田の言うとおり、手足の感覚は一向に戻ってくる気配はない。蛭田の能力は人の精神に巣くう恐怖を増幅させ、可視化して追いつめること。最終的に、精神の死は肉体の死であり、関連性はある。ルナは精神体の四肢を噛み千切られて倒された。その衝撃は肉体にフィードバックし、見た目上は問題ないように見えても動かせなくなっていた。
 蛭田は周囲に立つ男達の一人に合図すると、その男は着ていた服を脱いで全裸になり、ルナのスカートの中へと入っていった。
「やめろ……あんた……たち……あんっ!? あっあっあっあっあっあっあっ……」
「無駄だ。こいつらはオレに支配されてるんだからな。あの校長も。全員が、オレの言うとおりにしないと殺されるって分かってる」
 ルナは蛭田から自分を犯している男へと視線を移す。瞳には狂気の光が浮かんでおり、まともな思考ができるとはルナには思えない。校長の瞳にも同じ色が混ざっていたことをルナは思い出す。
(そうか……命令されて……嫌でもこんなことさせられて……)
 恐怖に縮こまっていては女を犯すことも出来ない。しかし、犯さなければ蛭田に殺される。死なないために男達は理性を捨てるしかなかった。
「お前はこの学園全体の男に犯されてもらうぜ。その時に理性が残ってたら、オレが犯してやるよ。お前等コンビの解散記念に受け取ってくれよ」
 ルナの髪の毛を離して高らかに笑う蛭田に、ルナは唾を吐きかける。勢いはなく、全く飛ばずにベッドに落ちるが蛭田は自分へと向けられた唾を見ていた。
「あんた……なんかに……サイコも、私も負けない……霊能探偵、舐めるなよ」
「……おもしろい。お前等! こいつを徹底的に犯せ! まだイッてないみたいだからよ! あと、100回イカせろ! もし100回イカせられなかったら、お前等全員殺すからな! 連帯責任だ!」
 蛭田の言葉によって生徒達がまとう雰囲気が変わったのを、ルナは感じ取った。男達の顔が青ざめたかと思えば、ルナを見る目つきに強い怒りが含まれる。自分達を恐怖に陥れているのは蛭田であるが、その恐怖を誘発しているのはルナの存在。生徒達はルナに群がると、制服の胸元に手をかけて引き裂いた。
「――やっ!? やめ、ろ……あぐっ!? あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あんっ!? やっ! やあっ!!」
 抽送を続けていた男は腰を掴み、荒々しく突き込み始める。一方で、露わになった乳房には二人の男が吸いついて、指で摘みながら舌でもなめ回すという行為に走る。三人目はスカートをめくりあげて下腹部を露わにすると、抽送を続ける男の臀部とルナの膣に指を挟まれることを承知でクリトリスをつまみ上げた。
「んぁあああああっ! やっ! やめろっ! やめろぉおおおおお!」
「ぎゃははは! ようやく感じ始めたかい! こうやって責められて感じるなんてお前が変態じゃねぇのかよ!」
 さっきまでとは明らかに違うルナの反応に蛭田は高らかに笑い、毒を吐きつける。これまでのピストン運動によって膣内のGスポットを削られて徐々に快感を高められてきたルナは、クリトリスと乳首という分かりやすい場所を責められて、全身を伝わる快感を意識せざるを得ない。各所で発生した快感がお互いに共鳴しあい、ルナを快楽へと落とし込んでいく。蛭田の思い通りにならないよう必死にルナは歯を食いしばろうとするが、次々と体内から溢れ出してくる衝動に口を閉めていられない。
「んあっ! あっ! あんっ! あっあっあっあっあっあっあっあっあっあっ……んぐぅうううう! はうっ! あんっ! ひっ! ひいいっ!? やめ……やめ……きゃあああっ!」
 抵抗を続けるルナに怒りを抱いたのか、乳房を舐め回していた男二人はほぼ同時に乳首を噛む。歯形が残るほどの強さに歯が食い込んで、血がにじみ出す。激痛に悲鳴を上げたルナは同時に快感によって腰を上げてしまう。腰が浮かんだことで抽送の角度も変わり、ペニスが抉る膣内の場所も変化すると、ルナの目の前に火花が散った。
(ダメ……頭……おかしく……気持ち……良くなって……)
 抽送を続ける男は限界が近いのか、ルナの腰を持ち上げて自分が突きやすい角度にしてからラストスパートをかけた。その間も別の男がクリトリスをいじるのは止めず、一いじりするごとに挿入されたペニスを締め付けるのがルナにも分かった。自分の意思を越えて男を喜ばせようとする体。ルナは生暖かい津波が押し寄せて、理性を押し流していくように思えた。
「あうっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! やっ! やだ! いやぁああ! やめろ! やめろよ! やめっ……あぎぃいい! あんっ! あんっ! あんっ! あんっ! あんっ! アンッ!? アンッ! アンッ! アンッ! アンッ! アッアッアッアッアッアッアッ……」
「ずいぶんいい声で鳴くようになったなぁ」
 蛭田が顔を覗き込んできても、ルナは視線を逸らせない。瞼は開いて天井を見上げているが、光景が入ってきているかルナ自身にも理解できなかった。顔から首元あたりまで真っ赤に染まり、汗と涙と涎が顔を流れ落ちていく。瞳は快楽に濁っていき、涙が光を遮っている。口は閉じることを忘れて喘ぎ声と共に舌と涎を外へこぼす。胸元と股間に男が三人群がることで、ちゃんと見えるのはルナの顔だけ。まるで獣に体をむさぼられている人間に見えて、蛭田は高笑いした。
「ぎゃはははははっ! いいぞいいぞぉ。ゴミクズはこうじゃないとなぁあ!」
 笑い続ける蛭田の声を聞きながらルナは絶頂へと続く階段を一気に押し上げられていく。もう耐えるということすら思考が回らないルナは喘ぎ声を我慢せずに出すしかなかった。
「ンアッ! アンンッ! アンッ! アハアッ! ヤッ! ヤメテッ! ヤメテェエエエエエ!! キャァアアアアア!」
 女らしい絶叫と同時にルナは自由にならない手足以外に力を込めて、硬直していた。ガクガクと上下に震える腰を押さえられない。全身を内側からなめ回すように広がる快感の波に翻弄されるままの体は、ルナの体力を奪い、気絶寸前に追い込んでいく。
「……はあっ! あっ! あは……ひ……はくっ……ん……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
 絶頂に達した衝動が収まってきたルナは、自分の周りに群がる男達が離れないことに気づいた。動きは止めていても、けして離れようとしなかった男達は、息を切らせているルナにかまわずに各々の凌辱を再開する。
「あっ!? ダメ! や、やめて!」
「さっきまでの威勢はどうしたぁ?」
 蛭田の悪態にも言葉は返せず、ルナは乳首とクリトリス。そして膣の激しい前後運動に悶える。絶頂に達した体は更に快楽を求めるように男達の愛撫を受け入れ、膣は中にたまった精液を押し出すように愛液を溢れさせ、潤滑油として機能する。ペニスを挿入していた男は抽送のペースをあげてうなり声を上げると共に動きを止め、ルナの膣内へと精液を放出していた。
「ァアアア!? アッ……あ……ンッ!? ハウッ!? アンッ! ふぁあ……」
「可愛いねぇ。そんな声出すような女には見えなかったなぁ」
 精液を放出されて抽送が止まったことによる安堵の直後に、子宮口をノックされて快感を引き出される。余韻に浸る間もなくペニスを引き抜いた生徒と入れ替わって新たな男子の分身が挿入される。
「ひっくり返せ。尻にも入れてやれよ」
 蛭田の名に従って生徒達はルナの体を180度回転させる。騎乗位の体勢になったルナは下から腰を使って突き上げてくるペニスに串刺しになった心地になる。
「あっ……くぅ……ハアッ!?」
 重力も加わってより深くに挿入された肉棒の感触に、ルナは背中を仰け反らせる。悲鳴に開いた口へと、さっきまで膣を犯していたペニスがつっこまれた。
「もごっ!? おううっ! うぅう! ウウウウウッ!?」
 精液と愛液で汚れたペニスが口内に擦り付けられ、舌の上を滑っていく。苦さと臭さが頭の中で混ざり合うも、今のルナにはそこまで不快には思えない。股間から上ってくる快感が、外界からルナへと押し寄せる全てを快楽に変換しているかのよう。
「おぅううっ! あおおおあおあおおあおあ!?」
 股間と口に気を取られていたルナは、尻肉が押し広げられて菊座に三本目のペニスが挿入される瞬間まで気づけなかった。何かを入れるようにできていない場所への挿入は圧迫感に苛まれ、吐き気が生まれる。だが、直腸と膣に挿入されたペニスはルナの体内で壁を通してぶつかり合い、互いに刺激を与えてきた。
「アゴグ!? オゴォ……オッ! オオッ! アオォオオッ! ア゛ッ! ア゛ッ! ア゛ッ! ア゛ッ! ア゛ッ! ア゛ッ! ア゛ッ! ア゛ッ! ア゛ッ! ア゛ッ! ア゛ッ! ア゛ボォッ!?」
 三つの穴に挿入している三人が一斉に動きを止めて、ルナはほんの少しだけ理性を取り戻すとうっすらと目を開ける。目の前には男の陰毛が茂っている。切り裂かれて露出した胸元には下にいる男の両手が伸びて乳房を掴み、背中までまくり上げられたスカートから丸出しの尻にも男の竿が深々と挿入されている。どうして動きを止めたのか分からなかったが、視界の外にいる蛭田がわざとらしい説明口調で告げる。
「せっかくのパーティだ。録画しといてやるよぉ。お前等も、もっとそいつを楽しませて、イカせるんだ!」
「ォ……オオオゥオアオッ! ウ゛ゥウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!?」
 尻穴を突いていた男子が後ろから下腹部に手を入れてクリトリスをいじり始めると、ルナは快感によって絶叫していた。あっという間に絶頂に達して膣にきゅっと力がこもる。男子達もそれぞれ抽送を再開しつつ、更に二人が群がってルナの両側から耳を舐め始める。
(も……だめ……気持ちいい……気持ち……いいよぉ……ごめん……サイコ……サイ……コ……)
 サイコの事を考えた時、わずかに抵抗する心が蘇る。だが、次の瞬間、ルナの中に多くの感情が入り込んできた。
(こ……れは……)
 自分を犯している男子。そして、これから犯そうとしている男子。後ろに控える蛭田。彼らの思考がルナという器に流れ込んでいく。
「怖い」「こいつを犯せば」「怖い」「犯せ」「怖い」「犯せば助かる」「怖い」「こいつのせいで俺達は」「犯せ」「怖い」「死にたい」「バレないかな」「逆らえない」「怖い」「犯せ」「助けてくれ」「怖い」「犯せ」「犯せ」「犯せ」「犯せ」「犯せ」「犯せ」「犯せ」「犯せ」
 ルナの能力は霊感応。
 普段ならばサイコとの意志疎通に用いる能力だが、制御を外せば素養がある人の意識を受信できる。だが、これだけたくさんの人間の思考がなだれ込んでくるということは今までなかった。ルナはうっすら開いた目を動かすと、蛭田が能力を使って部屋にいる全員の恐怖の感情を引き出していた。自分で氷室やサイコを増幅器と呼んでいた通りに、蛭田のみが能力を行使しても死ぬまでは追いつめない。しかし、引き出された恐怖によってルナが感じ取れるくらいには想いが増幅されていた。
(やめて……入ってこないで……壊れる……壊れ……)
 感情の波と快感の波。精神と肉体を同時にむさぼられていく感覚にルナは声にならない悲鳴を上げる。その叫びが誰にも届かない。
「ぎゃははははは! まだまだ100回にはほど遠いぞ! お前等、死ぬ気で犯せぇえええ!」
「オゥウウウウウウウッッ! ヒャァアアアアアアアアアア!?」
 蛭田の指令によって体を貪られ、ルナはまたしてもイく。ひたすらに犯される饗宴に、彼女の意識は飲み込まれていった。


 * * *


 ――そして、一ヶ月後
「おはようございます。蛭田生徒会長」
「おはよう」
 授業が終わり昼休みに入った学園の校舎内を、蛭田は悠々と歩いていた。廊下の両サイドには生徒達が並び、蛭田へと頭を垂れている。突き当たりまで人が街路樹のように続いていく様子を見ながら、背後に歩く女子に話しかけた。
「どうだ? いい眺めだろう?」
「……はい」
 感情が見えない声で答えたのは、女子制服を着たサイコだった。顔は紅潮して汗が滲み、蛭田の問いに無理矢理答えたというよりも内容を聞き取ることができないまま反射的に肯定したというほうが正解だろう。瞳は潤み、吐息は熱っぽいため、並ぶ生徒達の中でも男子生徒は股間を盛り上げていた。
「これからは生徒会長の秘書として、もっと愛想良くしないとな」
「……は……ぃ……」
「聞こえないなぁ」
「――ンハアッ!?」
 唐突に振り返った蛭田はサイコの胸を制服越しに掴む。下着もシャツも着ておらず、裸に制服を直接着ていたサイコは乳房を握られた瞬間に絶頂に達し、膣から愛液を溢れさせていた。ショーツは穿くことを許されたが、既に愛液でグショグショに濡れており、廊下にも転々と跡がついていた。
「あとで綺麗にしておけよ。今はあいつの様子を見に行く」
 サイコの乳房を掴んだままに、蛭田は早足で歩き出す。捕まれて気持ちよさが全身を覆い、気怠くなっても歩みを止められない。蛭田の行為を止めることもできずにサイコはある部屋の前までつれてこられた。
「……ァ! アンッ! アンッ! アンッ! アンッ! アンッ! アンッ! アアアアアアンッ!? ハンッ! アッアッアッアッアッアッダメッダメッダメッダメッダメッ……イ……イクッ!? イクゥウウウ!?」
 蛭田とサイコがいたのは校舎の端にある視聴覚室。扉越しに聞こえてくる嬌声はサイコにとっては聞き覚えのある声。だが、ずいぶんと変わってしまったと思うと、サイコの瞳から涙がこぼれ落ちる。
「さあ、一ヶ月ぶりの対面だ」
 蛭田が扉を開けると、くぐもっていた嬌声がはっきりと聞こえてくる。
「ンゥアア! もっと! もっと……ほしい……もっとして! アンッ! アッ! アッ! アッ! アッ! アッ! アハアッ! あぅうああ! 気持ちい……気持ちいいぃいいい……きもちいいのぉ……やあああ! もっと! ンッアッアッアッアッアッアッアッアッアンッッッ!?」
 長机の上に仰向けに寝ころんでいる男子の上で、ルナは腰を振っていた。自ら膣へとペニスを挿入し、感じる場所をこすりあげることで快楽を貪っている。涙を流し続ける瞳に強い意志の光はなく、完全に快楽に濁っていた。開いたままの口からまき散らされる嬌声と涎。大量に滲み、流れ落ちる汗。だが、今のルナが何よりも特徴的なのは太股に描かれた「正」の文字の数だった。
「つい二日くらいまでに100回イかせたみたいだが、そこからもう数えてないな。まあでも、直前までまだ正気を保ってたんだ。さすがは霊能探偵ルナ&サイコかぁ?」
 蛭田の問いかけにもサイコは答えず、ルナの痴態を眺めている。その表情はとろけて、自らの胸元と膣を制服の上からさすっていた。
「欲しいのか? 欲しいならいつものようにねだってみろよ」
「お願いです。おちんぽを、私のマンコに、入れて、ください」
 廊下を歩いている間の反応の鈍さはそこにはなく、サイコは即座に快楽を選択する。
 共に戦ってきたパートナーのなれの果てを見ても、悲しさではなく気持ちよくなりたいという想いばかりが増えていく。蛭田は笑いながらサイコの腕を引き、別の長机へと誘っていく。
「ぎゃはははははははは」
 下卑た笑い声を響かせる蛭田。快楽を貪るルナ。そして、従順に従うサイコ。
 敗れた女探偵達の末路が、そこにある。
「昼休みはそんなに時間ないんだ。さっさと終わらすぞ」
「はい」
 長机に寝転がり、股間を見せた蛭田の上へとサイコはショーツを脱ぎ、スカートのまま覆い被さる。クリトリスがペニスにふれるだけで愛液が溢れだして蛭田の股間を濡らしていく。
「あ、アンッ! アンッ! アンッ! アアッ!」
 股間をペニスにこすりつけるだけで快感がほとばしるサイコ。頭はセックスのことだけを考えるようになり、隣で喘いでいるルナの存在さえ消えていく。
「これからもよろしくなぁ、サイコ」
「はい……蛭田……サマァアアンッ! アンッ! アンッ! アッアッアッアッアッアッアッアアアアアンンッッ!?」
 挿入された瞬間に絶頂に達したサイコは、そのまま蛭田のペニスを貪り続ける。
 死地をくぐり抜けてきたルナ&サイコのコンビは、裏世界から完全に消え去ったのだった。
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