力尽きる少女剣士

  | 投稿者: 月明守屋

甲竜伝説ヴィルガストのクリス凌辱です。
スライムやら山賊やらに犯されます。




 冷たい床の感触がクリスの意識を覚醒させた。ゆっくりと目を開けると視界に入るのは鉄格子。鉄で出来た床にうつ伏せに倒れている。格子の先には筋骨隆々の男達が酒を飲み宴を開いていた。
 自分は囚われているらしい。
 現状を把握して気づかれないように静かに瞼を閉じながら、自分がこうなった経緯を思い返す。
 襲撃を受けたのは完全に油断していたからだった。意識を失う直前に、自分の太股に刺さった矢の痛みがまだ残っている。その時のことを思い返した。
 矢を受けてから急に体の力が抜けてその場に倒れる。隣では一緒に旅を続けるクイも同様に倒れていた。野営をしている最中で鎧も脱ぎ、下に着ている白地の長袖の上着が、土に汚れていた。次にぼやける視界に入ってきたのは汚い身なりをした山賊らしき男達。近づいてくると共に、彼らが自分達が倒した山賊だと気づく。
 午前中にクイと山に入ったところ、襲われている男女の組に遭遇した。自分達と同い年くらいで、男は山賊に足蹴にされ、もう一人は両手足を押さえつけられて馬乗りにされている状態だった。特に女の子がこれから何をされるのかは明白だったため、クイとクリスは即座に剣を抜いて山賊を撃退したのだった。
(あの時……殺すのは嫌だったから怪我させるだけにしたんだけど……甘かったのね)
 結局、その後に意識を失い、今に至る。矢の先にしびれ薬か何かが塗られていたのだろう。クイの姿はなく、自分一人だけ。自分だけが連れ去られたならばいつかクイが助けにきてくれるとクリスは信じていた。そのためには隙を見て逃げ出すか、対抗する術を見つけるしかない。
「――おい! この女、目が覚めてるぜぇ」
 声と同時に檻の鉄格子が揺れる。そこから続々と男達が集まってくる気配を感じて、クリスは意を決して目を開け、上体を起こした。
「お目覚めかい、お嬢ちゃん」
 一歩前に出て言葉にするのは一回り体つきが大きい男。その堂々とした佇まいから、山賊の頭だとクリスは推測する。気迫負けをしないように毅然とした態度で言葉を返した。
「ええ。最悪の寝床だわ。さすが山賊ね」
「言ってくれるじゃねぇか……自分の状況が分かっていないのかよ。てめぇは高く娼館にでも売ってやるのによ」
「私はそんな簡単に売られるほど軽くはないわ」
 クリスには自信があった。鉄格子に入れられたままの移動はない。ここから出る瞬間には必ず隙が出来る。単純な実力ならば自分が山賊なんかに負けるはずがないと言う自負があった。
「相当自信があるみてぇだな……確かに、女だてらに剣を扱ってるだけあるぜ」
 山賊の頭はクリスが持っていたライトソードを掲げる。
 今のクリスの格好は胸と腰はビキニタイプの下着しかつけておらず、その上に額当てに肩当て、胸当て、腰当てなど防具をつけているビキニアーマースタイルだった。瑞々しいロングの髪の毛の先だけを赤い紐でまとめており、攻撃を受けるよりもかわし、速度で攻撃するタイプだ。その姿が山賊達の性欲を増幅させることは、まだ16歳で性について知識が乏しいクリスには分からない。
 その軽装から繰り出されるライトソードを用いた剣術はアリア王国の剣術指南役から伝授されたもの。
 アリア王国第一王女。
 それがクリスの本当の姿だった。
(私がこんな山賊なんかに……いいようにされてたまるもんですか)
 王女ながら退屈な日々から解放されるために王国の戦士団の下級兵士であるクイと共に冒険の旅に出るような少女。その気の強さは同い年の一般の少女とでは比べものにならない。その気高さが、逆に山賊達の思考に火をつけているのかもしれない。
「確かに。怪我させられた仲間から聞くに、普通の状態ならお前に俺達はかなわないだろうさ。でもな。この状況は異常だ」
「そう思うなら、私を好きにしてみなさい?」
 自分に手出しをするつもりならば、この檻の中へと入ってくるか、外へと出すしかない。仮に入ってくるならば、檻はそこまで大きくないため一人か二人。その程度ならば素手でも倒せる。逆に外に出されるならば、人数では多勢に無勢だが、逃げることに集中すれば可能性はある。どちらにせよ、このまま黙って檻の中にいるよりは救われる可能性が出てくる。そう考えての自信。
 右手を左手に包み、ボキボキと鳴らす。徒手空拳でも十分、山賊達を倒せると見せつけるように。
 しかし、山賊の頭は顔を醜悪な笑みの形に歪ませて、言った。
「お前みたいなやつの相手に最適なのがいるぜ」
 そう言って首を振ったのが合図だったのか。檻の上に何かが落ちたような衝撃と音にクリスのバランスが少しだけ崩れる。
(……何?)
 頭上を見上げるが、生き物がいるような気配は感じない。だが、引きずるような音が聞こえてくる。そしてそれはクリスの前にどろりとして現れた。
(――スライム!?)
 檻の前方の天井から現れたのは透明なスライムだった。どろりとした液体を引き延ばして天井を伝うように檻の中へと入っていく。クリスはとっさに身構えるも、剣は檻の前にいる山賊頭の手の中だ。スライムはもっとも弱い魔物で大した驚異ではない。だが、打撃は効かず、斬撃や魔法でしか倒せないのだ。
「スライムで私を攻撃させるというの?」
 慌ててはいたが、それを表には出さずに山賊頭へと言う。だが、山賊頭はにやついた笑いを止めずに言った。
「こいつはこの洞窟のヌシでな。特殊なところがあるのさ。手なづけるのには苦労したが……お前みたいな腕っ節のある強い女にもってこいのやつだ」
(……?)
 山賊頭の言うことの意味を考えようとした時だった。それまではゆっくりとクリスに迫っていたスライムが急激に動き、クリスへと覆い被さる。
「きゃっ!?」
 慌てて顔を隠したが、スライムの液状化した体をもろに浴びる。ただ、それだけで何もダメージを食らってはいない。スライムはまるで水のようにクリスの周りにひらぺったくなっている
「いったい……なに……えっ!?」
 山賊に向けて言葉を発しようとした時だった。クリスは立っていられなくなり、その場に四つん這いになる。急に重力が増したように体が重くなり、足腰が震える。前についた手で体重を支えようとしたが、それも難しくなってスライムの液の中に倒れた。
「これ……は……ちからが……ぬけ、る……」
 言葉を発することも辛いほどの脱力。スライムは形を変えてクリスを飲み込むと、吊り下げて立たせた。両手を掴みあげ、下半身は液の中に浸かっている。上半身は晒されているが、先ほど浴びた時の名残でスライムの液で濡れていた。
「これから売ろうにも客に粗相しても仕方がねぇ。俺達が調教してやるよ。まずはそいつによくほぐしてもらえ」
「なに……っを……あっ!?」
 スライムが形を変えてクリスのむき出しの腹へとべとりと付く。冷たい感触に体を震わせたが、それだけでは終わらずにスライムは胸元へと上っていく。スライムが体を浸食していくと共に背筋を悪寒がかけあがる。更に、クリスは今まで得たことのない感覚に翻弄される。
「何……これ……気持ち、いい? ひゃあ!」
 スライムは胸元まで到達すると、下着の中へと体を滑り込ませた。クリスは悲鳴を上げて拘束をほどこうとして体を動かす。しかし全く力が入らず、少しも動きはしなかった。
「あっ……いや、そ、そこは……ひっ!? あ、あああ!」
 下半身を拘束していたスライムの一部もまた、動き始める。股間に集まっていき、ショーツの隙間からクリスの陰部へと滑り込む。冷たいどろりとした液体が陰部へと届いた感触にこれから起ころうとしていることへの恐怖が湧いてきた。
「おねがい……やめ、て……」
「そいつに言っても無駄だ。そのスライムは女の愛液を餌にしてるだけで意識がないからな。一度そいつに餌をやれば、止めてくれるぜ」
「え、さ……」
「一度イっちまいな」
 山賊の言葉が合図だったかのように、スライムの動きが活性化する。胸元に滑り込んで下着の下にいたスライムは胸をゆっくりと揉み始め、ショーツの中のスライムは陰核に付着して微振動を加えていく。
「あっ……ああ……そんなぁ……何これっ! なんなの! 私の体に、なにをし――ひゃう!?」
 スライムが背中を舐めるように撫でたと同時にたまらず声を上げる。そうして仰け反ったところを見計らい、スライムは更にクリスの体勢を変えた。腕を背後にして状態を倒し、足は逆に上方へと持ち上げる。中空で背面の四つん這いになっているような体勢にさせられ、クリスの股間が前にいた山賊達によく見えるようになる。
「いやぁあ……こんな体勢、はずかぁあああんん!?」
 スライムは更にクリスの股間を上下にさすり始めた。胸元は盛り上がり、下着とその上に装着していたブレストアーマーを上にめくる。結果、ぷるりと乳房が晒された。
「いやぁはぁああ!」
 叫びと喘ぎが一緒になって出てくる。クリスは股間から前進を貫くように走る電流に頭が徐々に麻痺していくのを感じていた。顔が火照り、乳首もツンと立っている。ぬめりが快感を増幅させているようだ。
(このままじゃ……だめぇ……あう、クイ……助けて……)
 いつもは男に負けない強い気持ちも、今はスライムからくる性感に濡れていた。自分の秘部や乳房を忌み嫌う山賊に見られ、スライムに犯されている。初めてそこを見せるのは、クイの前と決めていただけに悔しさもない混ぜとなり、涙が止めどなく溢れた。
「あう! あん!? はぅふあぁあ! ひゃん! あぁああん!」
 声が止まらず、それと共にこみ上げる快感も高まっていく。スライムの粘液の影響なのか、体中が性感帯のように敏感になり、脳へと到達してくる。
(なに、も……かんがえられない……)
 山賊に見られているということも、もう考えられなくなっていた。スライムに秘部と乳房を撫で回され、ただただ快楽を引き出される。すでに膣から愛液も出ており、スライムはそれを取り込んでいるようだ。
「――ひゃう!?」
 突如ぐるりと体勢を反転されて、今度はうつ伏せの体勢にさせられる。中空で固定されているため、粘液でまとまった髪の毛がだらりと首を回って落ちる。両手足は大の時に広げられて下にあるスライムの本体から伸びる四つの液体の固まりが、それぞれ支えていた。
「あ……あああうぐぅう!?」
 まるで触手のような液体が、クリスの口に入り込む。口を閉じようとしても閉じられず、抽送まで開始されてしまった。口の中に広がるスライムの味は無味乾燥だったが、更に小さな産毛のような突起がいく本も出ているのか、口の中がチクチクと刺激される。それと平行して股間にも触手型液体は伸びて、ショーツの中に入り、膣口を縦に撫で回す。
「うぅううん! うん! ぅぁん!? ふんっ!? ふひゃぁんはぁんはんはん!!! ひひゃあ!」
 今度は両乳房に吸い付くように二本の触手型液体が伸びていった。乳首を中心にかぶせるように液体は形を変えて、それから揉み始める。顔はうつ伏せで山賊達には見えなかったが真っ赤に染まり、瞳は快楽に濁っている。もうクリスの意志はほとんどなく、陰核や乳首からの性感に反応するだけの人形と化していた。
「ぅえっぷ!? はぁああ! はぁん! もう、いやぁああ! やめ、てぇ!」
 次の瞬間だった。クリスの性器から透明な液体がシャワーのように溢れ出る。それは数秒間続き、やがて収束した。その間ずっと体を震わせていたクリスは、終わると共に悲鳴まで消えた。スライムに力を奪われていなければ、体を仰け反らせて絶叫していただろう。それほどまでにクリスには快楽の波が押し寄せていた。それが今、ゆっくりと引いていく。
「スライムも満足したみたいだな」
 スライムはゆっくりとクリスを床に落とし、自分は檻から出て自分の住処へと戻っていく。山賊達はそれを見送ってから、檻の中のクリスの様子を見た。
 うつ伏せで倒れたクリスはかすかに息をしているが息も絶え絶えという状態だった。体にはまだスライムの粘液がそこかしこに付着しており、力は入らない。山賊頭からもクリスの意識の有無は見てとれなかった。
「さて、じゃあ本番といくか」
 山賊頭は檻の鍵を開けて中へと入る。そして倒れたクリスの長い髪を掴んで引き上げた。
「ぁぅ……」
 無理矢理仰け反らせられたことでうめくクリスだったが、意識はない。ほんの少し前までは「自分を好きにしてみろ」と気丈に振る舞っていた少女が、こうして快楽に屈服している。それを考えるだけで山賊頭の股間が膨れた。
「よし。これから宴だ。俺から順番に輪姦(まわ)していくぞ」
「おおお!」
 鬨の声があがるも、クリスの耳には届かなかった。


 * * *


「あぅ……ぁあ! あん! あん!」
 相手の意志で揺らされる反動に痛みと同時に快楽を覚える。その動作は淡々と、自分が気持ち良くなるためにしているものでクリスという個人のことは全く考えられていないような動きだ。それがクリスにとっては屈辱だったが、プライドはすでに砕け散り、踏みにじられていた。
 クリスの格好はほぼ全裸だった。手甲とレッグアーマーのみ装着し、残りの鎧と下着ははぎ取られていた。そしてあぐらをかいた男のペニスが自分の膣を貫いた状態で腰を前後に動かされている。体に力が全く入らず、無理な体勢で床に背中がつけられて骨が軋んだ。
 膣から太股にかけては血が流れた跡。破瓜の血はスライムの粘液と混ざりあい、色を薄めている。その痛みもクリスは感じることがなかった。それ以上の快感が処女としての痛みさえも覆い隠していたのだ。
「こいつ。初めてにしては、ずいぶん締め付けがいいな」
「ひゃぅう!?」
 不意に乳房を捕まれて、こみ上げる快感に悲鳴を上げる。その様子を見て山賊の一人は笑いながら言った。
「お頭ぁ。スライムの粘液のせいで全身の性感が高まってやがるんですよ」
「はん! あん! あっ……あああ! あんん! はぁあああ!」
 揺さぶられるたびに頭が反動で揺れる。全身がまるでゴムにでもなってしまったかのように揺れて、止めることができない。弛緩している体を快感がが駆け巡る。
 山賊の一人の言葉は正しかった。クリスの全身を濡らすように広がっているスライムの粘液は、クリスを一つの性感帯にしてしまったかのように、どの場所を触っても感じるようになっている。今、攻められてる乳房も、挿入されている膣も、通常の数倍の快楽がクリスを襲ってくる。前後に動かされ乳房が揺れる。揺れた乳房が周りの空気の壁に触れるだけでどんどん気持ち良くなっていくほどに。
「ひゃぁああああ!」
 勢いよく男がクリスの腰を下腹部に押しつけたことでクリスがまた達する。愛液が結合部から漏れて空気と交わりプツプツと音を立てる。口をだらしなく開けてしばらく喘いだ後に、荒い息を吐いた。
「はぁ……はぁ……さん、ぞく……なんか、にぃ……」
 悔しさに言葉が漏れる。自分を犯している男を睨んでそう呟くしか出来ない自分が更に情けなく、涙が出る。それを見て山賊頭は笑い、クリスの背中に手を回して上体を起こした。
「こうなっちまうと。腕の立つ剣士もただの女だなぁ」
「んん!? あんっ!」
 背中に回した手をそのまま体の表に回して、乳房を強く掴む。それだけで悲鳴が漏れた。
「売る前にたっぷりとしつけてやるよ」
 山賊頭は抱きしめたままクリスの力の入らない体を動かす。引っ張りあげられること。落とされること。両方で膣内をえぐっていくペニスの感覚と落とされた際に陰核が山賊頭の下腹部にぶつかることで、収まることなく快楽が体を支配する。クリスは声をたれ流すままに快楽に酔っていく自分が怖く、涙がとめどなく流れていった。
「あん! ん! あんん! はん!? ぁあああ!」
 突かれている内に何度も小さく絶頂に達する。それは短く小さいながらも着実にクリスの中から大切なものを奪っていく。耐えようとする意志も、状況を打開しようという思考も。全て大きな快楽の海へと飲み込まれていく。
(これじゃ……駄目ぇ……クイ……たすけ……はああ!)
「はあああん!」
 体を回転させられてうつ伏せにされ、尻を突き出す体勢になった。山賊頭は後ろから膣口に挿入し、動かし始める。先ほどまでとは別の角度で差し込まれたペニスが膣内に違った摩擦を起こして、クリスは大声で悲鳴を上げる。
「はぁああ! あんんん!?」
 口から漏れる声は完全に快楽に犯されている。先ほどまで自分達に気丈に向けていた言葉が聞こえなくなったことで、山賊達もヘラヘラと笑いながら自分のペニスをしごいている。べたべたの粘液を体に付着させた、自分達よりも強い女が犯されている姿だけでも十分に男達の性欲を高まらせるのだ。
「お頭。口、いただいていいすか?」
「ん? ああ、ちょっと待ちな。お前にはケツをくれてやるよ」
 そう言って山賊頭はまたクリスの体を反転させる。そして自分が背中から倒れ、クリスを抱きしめる形になった。背中に腕が回り、触れられただけでクリスは小刻みに背中を震わせた。
「あ……ああん……ぁ……はぁ……」
 山賊頭の肩に乗せた顔は角度的に他の山賊達には見えない。口はだらしなく開かれて、快楽に耐えきれず瞼を閉じている。次々とやってくる快感に休むこともできず、体力も限界に近い。
 だが、山賊達は更に追い打ちをかける。
 突き出された尻を山賊の手下の一人が掴み、菊座を広げるように尻肉を横に伸ばす。
「んん……んぁあ」
 何をされるのか分からず、脱力しているために顔も向けられないクリスは悲鳴を上げるだけ。そして山賊の手下はいきり立ったペニスを菊座へと突き刺した。狭い入り口をゆっくりと広げるようにして入っていく。その痛みに涙を流したクリスだったが、その痛みもすぐに消え、快感に変わる。
「あ……がっ……い、や……う、そぉ……」
 根本まで突き刺された時にはもう、膣の中のペニスと菊座から差し込まれたペニス。二つが体内でそれぞれ自分を圧迫してくる。更に動き出すとクリスの理性は完全に飛んでいた。
「あ”あ”! あん”! ぁあああ! ひぃああああ! いやぁああああ! やめ、やめてぇええ!」
 少しの間、そのままの体勢で抽送をしていた二人はすぐに体勢を入れ替えて、菊座を貫いている手下が下になる。山賊頭は覆い被さり、激しくつき動かしていった。下になった男も腰だけを動かして菊座を汚していく。
「あん! あんあんあん! ああああ! かっ……ああああ!」
 クリスの頭は下になった男の肩から外れてだらりと下がる。髪の毛は地面につき、開いた口から出た涎が重力に逆らわずに顔を目元の方にさかのぼっていく。目から溢れた涙も同様に額の方へと流れる。目は濁り、もう意志の欠片も残ってはいなかった。
「そら、いくぞ!」
 山賊頭の動きが大きくなり、最後に思い切り突き刺されたところで精液が放出される。
「ひぃああああああああ!」
 その感触にクリスは絶叫し、意識を手放した。
(く、い……)
 愛しい男がすでに山賊達に殺されているということを知らず、求め続けた。
 愛しい男の死を知らないと言うことだけが救いだった。

 やがて山賊全員に輪姦されたクリスが精神が壊れた性奴隷として市場に出るのは、また別の話。
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