ダイヤモンド相場の裏話 仕事
リーマンショック以来の世界的金融緩和によってジャブジャブになったマネーが貴金属・
商品相場を引き上げ、それらに引きずられるようにダイヤモンド市場にも活気が出て来た。
ダイヤモンド市場は歴史的経験則から景気が良くなって最後の方に上昇基調となって、
金利が上がり景気が落ち込み始めると最初に下落に転じてきた。
所謂不要不急の贅沢品なのだが、ダイヤモンドは他の商品、貴金属のように国際取引所や
公設の取引所がなく、指標となるものがないために、相場に関しては、
原石のダイヤモンド取引業者、マニュファクチュア(原石を研磨する業者メーカー)、
研磨済みダイヤモンドの流通業者の動向を取材して、市況を分析する訳であるが、
その実態を経済記者やルポライターが取材しても、
実際には取引の現場に居る人でなくては判らないものです。

原石はデ・ビアスがサイトと呼ばれる指定された業者に一方的に売り渡され、
その配給を受けた原石内容から原石が市場に出て来る、中味を見て品質が落ちていると
情報分析されたりします、
その原石を研磨してダイヤモンドの製造者コストが出てくるのですが、
仮にデ・ビアスを通さないオープンマーケットで仕入れた原石も相対取引によって、
製造業者コストが出てきます。
それらの研磨済みのダイヤモンドは取引所の売り手・買い手の株式市場のような、
或いは生鮮市場のようなセリではなく、すべてが相対取引によって流通してゆきます。
その相対取引は売り手・買い手の需給バランスと交渉によって個々に数万、
数十万件の取引実例が重なって現在の相場は・・・という分析が
個々の業者ごとに語られてゆきます。
その分析のなかには高く売りたいメーカーや業者は
「原石が上がっている」、「顧客の引き合いが強い」と相場が上昇しているように
言ったりするが、バイヤー(買い手)の立場では若干立場が違いますので、
個々に我田引水の相場観が行き来します。
勿論オークション業者もダイヤモンドにファンドを組んで投資家を誘っている
ファンド業者もそれぞれの立場で相場観が出てきます。
サザビーズやクリステイーズのような国際市場のオークションで売られている
超大粒で高品質のダイヤ、高額なピンクやブルーダイヤなどはいずれも希少性から
世界のコレクターが求めるもので、
こうした特殊なものは華やかな価格がニュースになるが、
一般のダイヤモンドを保有している人達とは全く無縁な世界である。
しかしながら、ここで売る為には半年から一年間オークションンを
主催する会社に預けて売るようになり、換金性には乏しいと言えます。
原石の価格が上昇しているのは昨年来(一年に10回のサイトがある)数回行なわれている
サイトの結果から多方面から同じ様な感想が出ており、
市場に出てくるダイヤモンドの価格とビッグサイズの高品質が少ない事から
間違いがないのですが、それでは何パーセント上がっているのかは、
個々の取引実例から推定で出てくるのみで、
公式な取引価格と指標となるサイズ・品質が決まっていない為に、
相場に関しては大まかな見通し・というのが正解です。

「買ったものを売って」初めて利益が出たり、損失が出て投資家や、
一般の消費者にはリターンがあった、
宝石として楽しんだ後に換金が出来たと実感が出るのですが、
公設の取引所がないために「ダイヤを売る場合」には自分で買い手を見つけるか、
買ってくれる業者を探さなければならず、大変な作業で、難しいことです。
我々専門業者でも売ることは沢山も顧客を 国内外に持っていて、
信用と実績、資金力がないと難しいのです。
新聞や雑誌にダイヤモンドが品薄で高いらしいと書いてあっても、
それは高品質のDカラー・フローレス・トリプルエクセレント・ノーブルー(最高の色、
キズ、カット蛍光性なし)の完璧なダイヤモンドで3ct以上の大きなダイヤモンドの場合と
いう実際の但し書きがなかったりしますが、
0.2ct、0.3ctのカラーが普通のIJカラーのキズ有りではどうかというと、
無尽蔵に近くあるその辺の品質、サイズに関しては、値上がりの兆候は全くなしで、
品質、サイズ、価格帯に よってマチマチなのです。
例えば下の写真のようなスミソニアン博物館に展示してある奇跡のブルーダイヤの
「ホープダイヤモンド」は希少性と今後のこのようなダイヤモンドが産出される可能性は
限りなくゼロに近く、値段が付かないほどの超天井価格で
国家が運用資産として保有しても間違いないのでしょうが、
売られることはありません。(ダイヤモンド相場の裏話は次回に続きます)

* 葭簀して屋根に石置く海の家
商品相場を引き上げ、それらに引きずられるようにダイヤモンド市場にも活気が出て来た。
ダイヤモンド市場は歴史的経験則から景気が良くなって最後の方に上昇基調となって、
金利が上がり景気が落ち込み始めると最初に下落に転じてきた。
所謂不要不急の贅沢品なのだが、ダイヤモンドは他の商品、貴金属のように国際取引所や
公設の取引所がなく、指標となるものがないために、相場に関しては、
原石のダイヤモンド取引業者、マニュファクチュア(原石を研磨する業者メーカー)、
研磨済みダイヤモンドの流通業者の動向を取材して、市況を分析する訳であるが、
その実態を経済記者やルポライターが取材しても、
実際には取引の現場に居る人でなくては判らないものです。

原石はデ・ビアスがサイトと呼ばれる指定された業者に一方的に売り渡され、
その配給を受けた原石内容から原石が市場に出て来る、中味を見て品質が落ちていると
情報分析されたりします、
その原石を研磨してダイヤモンドの製造者コストが出てくるのですが、
仮にデ・ビアスを通さないオープンマーケットで仕入れた原石も相対取引によって、
製造業者コストが出てきます。
それらの研磨済みのダイヤモンドは取引所の売り手・買い手の株式市場のような、
或いは生鮮市場のようなセリではなく、すべてが相対取引によって流通してゆきます。
その相対取引は売り手・買い手の需給バランスと交渉によって個々に数万、
数十万件の取引実例が重なって現在の相場は・・・という分析が
個々の業者ごとに語られてゆきます。
その分析のなかには高く売りたいメーカーや業者は
「原石が上がっている」、「顧客の引き合いが強い」と相場が上昇しているように
言ったりするが、バイヤー(買い手)の立場では若干立場が違いますので、
個々に我田引水の相場観が行き来します。
勿論オークション業者もダイヤモンドにファンドを組んで投資家を誘っている
ファンド業者もそれぞれの立場で相場観が出てきます。
サザビーズやクリステイーズのような国際市場のオークションで売られている
超大粒で高品質のダイヤ、高額なピンクやブルーダイヤなどはいずれも希少性から
世界のコレクターが求めるもので、
こうした特殊なものは華やかな価格がニュースになるが、
一般のダイヤモンドを保有している人達とは全く無縁な世界である。
しかしながら、ここで売る為には半年から一年間オークションンを
主催する会社に預けて売るようになり、換金性には乏しいと言えます。
原石の価格が上昇しているのは昨年来(一年に10回のサイトがある)数回行なわれている
サイトの結果から多方面から同じ様な感想が出ており、
市場に出てくるダイヤモンドの価格とビッグサイズの高品質が少ない事から
間違いがないのですが、それでは何パーセント上がっているのかは、
個々の取引実例から推定で出てくるのみで、
公式な取引価格と指標となるサイズ・品質が決まっていない為に、
相場に関しては大まかな見通し・というのが正解です。

「買ったものを売って」初めて利益が出たり、損失が出て投資家や、
一般の消費者にはリターンがあった、
宝石として楽しんだ後に換金が出来たと実感が出るのですが、
公設の取引所がないために「ダイヤを売る場合」には自分で買い手を見つけるか、
買ってくれる業者を探さなければならず、大変な作業で、難しいことです。
我々専門業者でも売ることは沢山も顧客を 国内外に持っていて、
信用と実績、資金力がないと難しいのです。
新聞や雑誌にダイヤモンドが品薄で高いらしいと書いてあっても、
それは高品質のDカラー・フローレス・トリプルエクセレント・ノーブルー(最高の色、
キズ、カット蛍光性なし)の完璧なダイヤモンドで3ct以上の大きなダイヤモンドの場合と
いう実際の但し書きがなかったりしますが、
0.2ct、0.3ctのカラーが普通のIJカラーのキズ有りではどうかというと、
無尽蔵に近くあるその辺の品質、サイズに関しては、値上がりの兆候は全くなしで、
品質、サイズ、価格帯に よってマチマチなのです。
例えば下の写真のようなスミソニアン博物館に展示してある奇跡のブルーダイヤの
「ホープダイヤモンド」は希少性と今後のこのようなダイヤモンドが産出される可能性は
限りなくゼロに近く、値段が付かないほどの超天井価格で
国家が運用資産として保有しても間違いないのでしょうが、
売られることはありません。(ダイヤモンド相場の裏話は次回に続きます)

* 葭簀して屋根に石置く海の家
テーマ: 経済について