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ダイヤモンドの最大手、デ・ビアス(シンジケート)  仕事

ダイヤモンドの最大手、デ・ビアス(シンジケート)

デ・ビアス(DE-BEERS)はダイヤモンド業界ではいわずと知れた巨大企業である。

かってはロンドン株式市場、ヨハネスブルグ市場に上場し、

ダイヤモンド原石の七割以上を統制下に置く一大シンジケートだ。

デビアスは1888年、チャールズ・ダネル・ラッドとセシル・ローズによって設立され、

セシルーローズは、ロスチャイルド財閥の支援をバックにデビアス鉱山会社を設立、

歴史の変遷を経て、次々にダイヤモンド鉱山に投資し、世界の鉱山を多く支配下に置き、

そしてダイヤモンドの値崩れを防ぐために採掘から原石の販売、

研磨ダイヤモンドの販売促進までを支配下に置くシンジケートを完成させたのでした。

その販売方法は極めて特殊である。

定期的に原石を見る(サイト)販売会を開き(年10回)、

そこで「サイトホルダー」と命名したメンバーだけに販売する。

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販売会に参加できるのはデ・ビアスが認めた、

十分な資金力と生産力を持ち合わせた宝石メーカーや販売力のある小売店だけである。

買い取る数量と金額はデ・ビアスの判断に委ねられ、交渉の余地はない。

販売会の前に買い手側が欲しいサイズや品質をリクエストしても、

デ・ビアスが販売するサイズ・品質・数量・価格のすべてが決まっていて、

買い手の希望が通ることはない。自由な市場経済にあってまことに稀なケースである。

しかしこの厳しい統制により、過去数十年、

世界の経済・社会変動にも左右されずダイヤモンドを安定して供給し、値崩れを防ぎ、

在庫過剰をコントロールしてきたのである。

販売会が済むと各社は、供給内容について「良かったか、悪かった」と市場の話題、

憶測も含め原石の価格を分析し、在庫ポジション(量)をロング(増やす)にしたり、

在庫品を値上げしたり、売り渋ったり、あるいは売り急いだり、戦略を練る。

デ・ビアスは長年、世界、主にアフリカのダイヤモンド鉱山で採掘した原石を

買い取るために鉱山会社に出資し、時には買収した。

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近年はロシアのダイヤモンド鉱山会社からも相当量を買い、

原石を手中に収めることによって市場をコントロールしてきた。

しかしながら、一時期は三百社以上いたサイトホルダーも年々その数は減ってゆき、

現在は百社内外と推定される。

サイトの出席や原石の配給を拒めば、

次からサイトに参加することできなくなり、ホルダーを外されたりするためと思われる。

また、女性の嗜好性の多様化、世界的不況などが追い風となっており、

デ・ビアスはルイ・ヴィトンと提携するなどシンジケートを束ねる役割から、

自社の存続を賭けた戦略に舵を切りつつあり、

最近のダイヤモンド市況の不況から最近のデ・ビアスのサイトでは

サイトホルダーが原石の引取りを拒否してもペナルティがなくなり

サイトホルダーの経営に理解を示すようになり、

原石の販売会も流れが変わってきたようです。

大手のマニュファクチュアはデ・ビアス社のサイトから自らの意思から脱退する会社も多く

長く続いたデ・ビアスのシンジケートも歴史の転換期にあるようです。

またその歴史の流れは

ロンドン市場のデ・ビアス株は2001年に上場廃止し、

南アフリカの大富豪であるオッペンハイマー一族が、

彼らの所有するアングロアメリカン社と共に株式の8割以上を取得し、

事実上の私有化したためです。

またアングロアメリカン社もADR上場していないので、

残念ながら日本人がデビアスの株を買うことは、直接的にも間接的にも難しい状況です。

1980年代にニューヨークのメリンダ・ダイヤモンドで投資目的で

ロンドン市場のデ・ビアス社の株を取得し、配当と値上がり益の恩恵に

浴した時期もありましたが、今や昔話となりました。

デビアス社は2011年、ダイアモンドの精製過程・卸売をロンドンからボツワナに移したり、

アングロ・アメリカン社の株売り渡しを決めたりと忙しい動きを見せている。

ダイアモンド精製・販売部門がボツワナに移ることで、

南アフリカの精製ビジネスが打撃をうけるだろうと見る専門家もいる。

ダイアモンド鉱山を含める鉱山の国有化が南アフリカ一部政治勢力から提唱されている現在、

デビアス社が忙しく構造改革をしているのを見ると、

鉱山国有化は意外と近くまで迫っているのかと考えさせられる。

シンジケート全盛の頃のデ・ビアス社のダイヤモンド鉱山採掘量は約8割もあったといわれますが

現在ではカナダやロシアの鉱山の発見、開発からその支配は

世界全体の生産量の3割内外とも見られていますが、

少なくなったとしても依然として大きな比率を有し、

世界のダイヤモンド市場には大きな力を有しているには違いない

銀座にあるデ・ビアスのお店には魅力的なダイヤモンドリングやネックレスなどが

沢山並んでいます。

銀ブラかたがた覗いて見られたら如何でしょうか?

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