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針小棒大  エッセイ


  秋甫の歌 李白

白髪三千丈 愁に縁って箇(かく)の似く(ごとく)長し

知らず明鏡の裡(うち) 何れの処にか秋霜を得たる


詩聖「李白」の晩年の作で秋甫(現在の安徽省)の地で我が身の年老いたのを

嘆いた詩で「白髪三千丈」は大げさのようようですが、豪放磊落,豪気で奔放な

李白の哀愁の情に満ちた絶唱。「明鏡」は澄んだ鏡、「秋霜」は白髪の意味。

大意は憂いが重なって毛髪が白くなったという意味で、三千丈は900m、

長いということを示す形容で実際の長さをいうのではなく、

このような表現から、誇張した言い方の代表として「白髪三千丈」は今で用いられる。

李白の詩には代表作のひとつの「早に白帝城を発す」の詩文の中にも

朝に辞す白帝 彩雲の間 千里の江陵一日に還る

揚子江の千里(4000キロm)を船で一日で行けると急流を大げさに詠った。

李白の詩には他にも「針小棒大」な表現が

多く、詩を大きくさせる。

「針小棒大」は読んで字のごとく、針の穴の大きさを棒の大きさに例えた。

大げさにものを言う時にあの人の話は「針小棒大」だからとか言ったりします


詩にはこのような表現が似合いますが、最近の「世論調査」に拠るとと、テレビ、

新聞、マスコミが使う「世論調査」ですが、千人か2千人の回答者のデータを

世論と評している在り方には、常々疑問に感じる、日本の人口1億2千万人の内、

千人は何lに当たるのだろうか?

0.00001パーセントなのだが。

この数字を持って世論として位置づけるには参考にはなっても

「針小棒大」を通り越して無理があるのでは。

一般市民の立場では、世論調査ではこういう風に見ているのだからと、

自らを一般的な見方、考え方に近づかせようとする無意識な中庸思想の動きが

出るのだが、マスコミはこの調査に対しては、「千人からの回答によると」

と言うべきで、千人の世論として国民をリードしては非常に危険な事だと

マスコミに携わる人達責任と自覚を持っては謙虚になるべきではないかと思う。

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共謀罪の審議入りで戦前の治安維持法のような危険性が指摘されているが、

言論を抑圧された歴史から、報道の自由は当然のごと復権を果たし、大きな影響力を

社会に個人に与えて居る訳ですが、マスコミの報道によって将来を絶たれた人や、

翻弄された人の数は、戦前権力によってペンを折られた人たちの数を

何千、何万倍も居るのかもしれない。

それは今や、ネット社会のこうしたブログを綴る側にも小なりと言えども同様の

責任と自覚が必要で、自戒を含めて「李白」の詩にそんな事を思った次第。

「針小棒大」の表現は詩歌,俳句の世界の中で遊びたいものですね。

タグ: 秋甫の歌



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