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若山牧水を詠う  日記

今夕6時半から恒例の会社での詩吟教室です(第一、第二第三木曜日18時半〜20時半)

今夜から気温はどんどん下がって、明日の日中も16度〜17度としかも長雨が続くそうです

上野教室では夜の教室なので、お稽古の途中からしらたまのお酒がお茶代わりに出てくる。

冗談半分に酒吟教室などとも言ったりしていますが、

今夜は牧水のお酒の歌を取り出して大いに吟じよう。

しらたまの歯に沁みとおる秋の夜の

    酒はしずかに飲むべかりけり


放浪の歌人若山牧水は8700首の歌を残しているそうだ。

中でも詩吟愛好家は上掲の歌が好きでよく吟じる。

牧水は1928年、沼津の千本松原を終の棲家として43歳で肝硬変がもとでなくなるのだが

旅を愛し、酒を愛した牧水の歌碑は全国259基あるそうで、短い人生であっても

素晴らしい足跡を全国に残し酒を友として生涯を送った人だ。

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しらたまは白珠の真珠のように透き通るお酒を、

白玉(はくぎょく)お酒の枕詞に掛けているようだ

九十九里のほうにも足を伸ばし、又良く愛吟される以下の歌を残している

  白鳥はかなしからずや海の青

     空の青にも染まずただよう


晩年は医者に酒を止められていたそうだが、以下の盗み酒の歌も残っているのが牧水らしい

 妻が眼を盗みて飲める酒ならば

           惶(あわ)て飲み噎(む)せ鼻ゆこぼしつ

 うらかなしはしためにさえ気をおきて

           盗み飲む酒とわがなりにけり

 足音を忍ばせて行けば台所に
             
           わが酒の壜(びん)は立ちて待ちをる


牧水のお酒への執念を人間らしく現している歌だ

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  幾山川越えさり行かば寂しさの

        果てなむ国ぞ今日も旅行く


カールブッセの影響を強く受けたとされる「幾山川・・・」の歌もよく吟じられる歌だ。




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