2010/7/17

ウィーンで入院すると・・・  日常ネタ

・・・みなさま、今、日本の天候はどうなのでしょうか。ウィーンは

あ〜つ〜い〜!!!

です。本当に。この暑さのためか、いつもにも増して愛想+感じの悪いウィーンの人々に、うんざりする日々を過ごす私です(^^;もう慣れたけどね。

さて、今日は「そう言えば、こんなにおいしいネタをまだ書いていなかった!」と遅ればせながら気がついたお題について。ブログで以前少しご報告しましたが、実は去年の9月に、ウィーンで初の入院生活を送るはめになってしまいました。結局5日ほどで無事に退院できましたが、後から考えると、そんな短い間に本当に面白いことがありすぎで、ツッコミどころが満載(笑)!今日は、そのことについて書きますね。

1.基本的に、説明は全く無し!

初日や2日目は、こちらも「重い病気だったらどうしよう・・・(泣)」と気が気ではなかったので、黙って指示通りあちこちの検査に行き、「私、何の病気なんですかっ!先生、教えてくださいっ!」→シリアスなドラマ風に(笑)と、毎朝の主治医の回診のたびに質問していたのですが、返って来る答えは決まって「ウイルス性のものだと思うんだよね。まだ検査中です」の一点張り。ウイルス性のものって、ウイルス性のものって・・・(思考回路の迷路にはまる)と真っ青になっていましたが、私も黙って待っているのは苦手なので、各検査が終るたびに、その検査をしてくれた医師(例えば、レントゲンを取ってくれた先生)に、「もし明らかにはっきりとわかる問題があれば、すぐにおっしゃってください」とお願いし、質問し続けました。結果、どの検査でも答えは「気になるところは無かったですよ、大丈夫」。でも、毎朝の回診では「検査中です」 そして、どんどん快方にむかう私の身体。

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何の検査なのか知りませんが、検査結果待ちしている間に、私、治ると思いますけど!

2.基本的に、健康的な患者はインターンの実験台に。

入院してから、何を主にされていたか。それは採血です。毎朝、毎朝、「いったい何本とるんじゃいっ(怒)!」と言いたくなるほど大量の血をガンガン採る。まだまだ採る。どんどん採る。下手したら、日中にももう一度やってきて、ガンガン採る。まだまだ採る。どんどん採る。しかも、私のところへ来るのは、みんなインターンの人たち。どうやら、私がいた病棟は、お年を召した患者さんが多かったらしく、採血は新人さん達には少々難しいようなのです。それに比べると、私は右腕の内側に「黄金の採血ゾーン」とも言うべき、採血にぴったりのポイントがあるのです!→たいした自慢にならないけど。血管が皮膚のすぐ下にはっきりと見え、何度使っても、痣にならない。数々のインターンの皆様が、それはそれは自信を回復して帰って行きました。しかも、緊張しきっている方にはセラピスト(私)との会話がもれなく付いてきます♪

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私は、患者!動物実験、反対!!!

3.基本的に患者には自力で治させる!


高熱にやられ息苦しく、入院するまでの1週間ほど、ろくに何も食べられなかった私。日曜日に救急外来に行って、すぐに点滴用の針を腕に刺された時は「ああ、これで、とりあえず栄養分を取らせてもらえるんだろうな」と少しホッとしました。1日目、2日目・・・音沙汰無し。そのかわりに普通に出てくる食事は、最初から思いっきり肉食系!!例えば、ある日の昼食→異常にボリュームのあるメンチカツもどき+温めたサワークラウト(キャベツの酢漬け)。なぜ「メンチカツもどき」と言うかと問われたならば、ジューシーさのかけらもないからです!パッサパサ!身体から水分が採られる様な気さえします。いやいや、この弱りきった身体に、こんなに肉食系で攻められても、無理だから!仕方が無いので、サワークラウトをちょびっと食べて、食事終了。

3日目。腕の点滴の針は相変わらずスタンバイ状態で「いつでもおいでませっ!」と主張していますが、一向に動きが見られません。いい加減心配になって、思わず「すいませーん。あの、私まだ点滴を一回も受けていないんですけども・・・」するとお医者さんが若干あわてたように「ええ〜っ!君、この針いつから入ってるの?」「えーと、日曜日からですね」「なんだって!?

すぐに抜かなきゃ!


君には点滴の予定は無いからね。自分で食べて元気になるのが一番だから」

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どんだけ大雑把!?患者の自己申請制なのね!

4.基本的に仕事が遅い。

毎日、毎日あちこちの検査に送り込まれた私。しかも、大学病院はとにかく広い。そんなわけで、主治医の先生から言い渡されたのは車椅子での移動。病院内に、患者さんの移動を世話する専門の人がいて、その人たちが、検査の時間に間に合うように患者さんを車椅子、もしくはベットに乗せて移動するのです。この人たち、病室に迎えに来てくれるときは、わりと時間に正確なのですが、困るのは検査後。検査終了後すぐに「検査が終りました」と受付に報告すると、トランシーバーのようなもので連絡をしてくれるのですが、待てど暮らせど来ない!その日の検査は、たまたま入院していた病棟にわりと近かったので、待ち時間が20分を経過した時点で「あの〜、自力で帰ります」と受付に言ったら、そこにいた看護婦さんが「ダメです!!係の人が来るまで待っててくださいっ!」とのこと。

・・・もういいって。自分で車椅子押して帰ったほうが、数百倍早いもん。

と内心は思いましたが、おっかない(笑)看護婦さんに睨まれ、しかもその人、私がちゃんと車椅子におとなしく乗っているかどうかまでチェックしている様子。広〜い待合室に、ポツンと一人。あー、退屈ー。・・・そうだ。MY車椅子がある状況なんて早々無いんだから(ありがたいことに普段は健康体なので)この際、車椅子での動きを研究しよう!というわけで、係の人が来るまでに車椅子をマスターすべく「いちにっ、いちにっ」と両腕で、いろいろな方向へくるくる回ってみる。まっすぐー、ストップ。次は斜めにー、ストップ。よし、次は方向転換!おお〜いい感じ。がんばれ、私。→なぜか、特訓気分。
結局、係の人がやってくるまでに、車椅子でだいぶ自由自在に動けるようになりました!

・・・。
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・・・。

遅い・・・、仕事が遅すぎる・・・


まだまだツッコめるところはあったように記憶していますが、書けば書くほど脱力状態になってきたので、この辺で。まとめますと入院中の私の心情は、

ここに長くいたら、間違いなく死ぬな、私。

というものでした。
ちなみに、入院中よく頭によぎったことわざは

泣きっ面に蜂。
傷口に塩を塗る。
火に油を注ぐ。

・・・もう、何が何でも、とっとと家に帰ってやるぞ!と。まあ、そういう意味では、病院の方針も間違っていないような気も・・・(^^;
そんなこんなの体験談でした。ウィーンでの入院は、避けられるだけ避け続けるべきだということを、強く強く強調して、本日の更新を終えたいと思います(^^;



 

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2010/9/27  4:59

投稿者:さや・管理人

ご無沙汰しています。コメントをありがとうございます。
お返事がものすごく遅くなってしまって、ごめんなさい。自分のホームページを見ることすら忘れてしまっていました(笑)。
そうなんです。本当に健康第一!もう二度と入院はしたくないですね〜。そろそろまた更新していこうかと思いますので、見捨てずにまた遊びにきてくださいね♪

2010/7/18  21:26

投稿者:Soh Igarashi

いやー怖いんだねぇウィーンの病院.こういう話を聞くと,心の中で自分とオーストリアとの距離が,どうしても遠ざかってしまう…でも貴重な教えてくれてありがとう.もう二度と入院しないで済むといいね.

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