2007/3/6
麗らかな、と形容してもいいような穏やかな日が続いたとしても、
それは上っ面で、根底には冬の厳しさがあったのだと改めて思う。
春三月はその延長線上にあるから、
放ったらかしにされた冬の不満が渦巻き、堰を切って春二番の嵐になると、
冬の春眠をむさぼっていた身は不意を喰らって取り乱す。
冬には冬の対処を施していれば、ウソのような陽気も 「おまけ」 だったはずだ。
昨日は、夜間の続きの午前の気温の方が、午後の気温を上回り、
下関の午後と、北海道南部の午後とは、気温が逆転した。
フツーの冬だったら、あってもおかしくない現象だけど。
今日は 「啓蟄」 。
「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也」 と暦便覧にある。
「啓蟄」 はよく目にし、耳にするが、「閉啓(へいけい)」 は初めてだ。
季節は小雪の頃、土の中に虫がこもる事をいうらしい。
昨日の荒天で、雷鳴が轟いた地方もあったという。
文字通り 「虫出しの雷」 だ。
春の嵐は、低気圧の通過、前線の通過とともに過ぎ去るから一昼夜の事だ。
これからはタンポポが咲いた、柳が芽を吹いた、桜は未だか、と
報道がかまびすしい事だろう。
今年の春の訪れはいつもほどうきうきしない。 暖冬のせいだろう。
それと、春三番もあるでヨゥ。

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