2007/4/20
「春雨降りて百穀を生化すれば也」 と暦便覧にある。
百穀を潤す春雨を穀雨というらしい。
春の雨には、秋の雨とは違って <優しさ> がある。
その優しさは、穀物をはぐくむことから来る慈愛のようなものだろう。
この季節、天候がめまぐるしく変わる。
高気圧と低気圧が交互に、足早に日本列島を通過するためだが、
「春に三日の晴れなし」 とはよく言ったものだ。
東京で集めたデータでは、
晴れが続くのは二月で5日、三月で3日、四月では2日らしい。
舗装で覆われた都市部では、降った雨はすぐに流れ去るが、
山野や田畑を浸す雨は、穀物の生長に欠かせず <雨の恵み> となる。
3月末に南九州で咲いた牡丹は、この次期、本州の西半分まで進んだろうか。
東北で5月下旬、北海道では6月下旬が牡丹の平年開花というから、
牡丹前線の北上は比較的ゆっくりだ。
高貴で優雅な鼻だから、ゆっくりが相応しいかも。
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