よく日付を見てみましょう。
9 2 9
く に く
ですよおおおおっ!!!!
本日苦肉コンビの日!!!!!!!(勝手に決めた)
ということで書いた!久しぶりに小話!!!!
蓋瑾ー!!初だ!!初だ!!!!(何)
下の記事に引き続きまして、25話の内容考慮した感じになってるので、ネタバレ的なものが嫌な方は注意です^^;
そんなネタバレってほどのもの書いてるつもりはないんですけどね。一応念のため。
では「続きを読む」でどうぞ!
えっと…子兄弟に続いてまたしても25話関連の…というか25話後の雰囲気にしてみたので、ネタバレ嫌な方は見ない方が無難かもしれません;
先に反省点を書いておくとすれば、黄蓋のキャラが掴みきれてなかったところですかね。
一人称、口調が本当わかってないorz
* * * * * * * * * * * *
「瑾!」
「…黄蓋、さん」
「…ってどうした!?お前、泣いて…?」
「終わった、ね。終わっちまったんだよ…黄蓋さん…」
「な、なんだ一体?!」
コツ。
諸葛瑾は黄蓋の胸に弱弱しく額を寄せた。
「行っちまったよ…。お陸だけじゃない。孔明も、どこかへ」
「孔、明??」
顔を押し付けているせいか、諸葛瑾の声は黄蓋には聞き取りにくいものだった。唯一聞き取れたのが“孔明”の名。
諸葛瑾は弟が関わる物事に対して、内部が弱い。本人にそれを指摘したこともあったが、覚えている限りでは全て誤魔化された。
何度か諸葛瑾の話を聞いてやったことがある黄蓋ではあるが、こうして諸葛瑾が涙するということは初めてのことであり。
肩も震わさずにただ静かに涙を流している様子を見せる諸葛瑾の姿は、普段の様子からは考えられないものだ。
事態が事態だ。平和が乱されたばかりで、未だ平穏が戻らぬ国。
そして陸遜が散ったという事実。
諸葛瑾の口からこぼれた“孔明”という人物に関しては、黄蓋には何も情報が来ていない。故に分かってやれない。諸葛瑾の涙の理由が。
背中に回し損ねた手で、諸葛瑾の頭を撫でてやると、諸葛瑾は黄蓋の胸に頭を少しだが強く押し付けてきた。
「あいつは、昔も今も…天つ海を翔ける風の如く。
引き止めたい、なんて思ってるつもりじゃなかった。なのにいざ、音も無く去られてみたらこの様だ…。」
―――不思議なもんだね、涙が流れるっていうことは。自分の知らない感情を思い知らされる。
きっと苦い笑いでも浮かべているのだろうことは予想が付く。
見れば硬く握られている手に、痛々しさを覚える。
「ねぇ、黄蓋さん。あたしは、誰かに寄りかからないと生きられないような、弱い人間じゃあない。でも、ほんの少しでいいんだ。涙を隠すの、手伝ってくれたり…しないかね…?」
「…好きに泣け、小童め。」
軽く寄りかかっているだけの諸葛瑾を、黄蓋は荒っぽく引き寄せ、腕の中に閉じ込めた。
突然のことに、諸葛瑾は一瞬抵抗したが、それもすぐに治まり。力を抜いて身を委ねた。それに気を良くした黄蓋は、子どもをあやすようにポンポンと諸葛瑾の背を叩いてやる。小さく「痛い…」と聞こえたような気がしたが、それは知らないふりをして。
「お前の気が済むまで、手をかしてやろう。」
手じゃなくて貸すのは胸だがな、と冗談めかして言う。
「…なに。涙を流すってことは、そんなに悪いモンではないぞ?」
溜めていても仕方がないものだから。吐き出してしまえばいい。
ただそれだけのこと。
「それに、お前に寄りかかられるのはわしも嫌いじゃないのでな。」
ははは、と豪快に笑う黄蓋。
茶化されているのかもしれないと思った。が、今の諸葛瑾にとってそれが不思議と嫌ではなく。むしろ救いでもあった。
共に落ち込むのではなく、こうして大きな心で、胸で受け止めてもらえる安心感。
そこでようやく大きく息を吸い込んで、諸葛瑾は目を閉じた。
「…そう、ですか。じゃあ、遠慮なく借りるとしますかね、旦那…」
ぎゅっと子瑜からも手をまわして。少しずつ溢れる雫は、流れるままに。
黄蓋の着物に染みを作ったが、咎められることはなく。それどころか、時々袖で強引に拭われたりもした。
痛い、腫れる、と抗議はしてみたが、聞き入れてもらえるものではなく。無論、諸葛瑾も聞き入れてもらおうと思って言ったものではなかったのだが。
腕の中から放たれたくなかった。ここに閉じ込められていられれば、今はそれで良いと。
今、この瞬間だけは。この温もりに甘えさせてもらおう。
…そう思った。
終
* * * * * * * * * * * *
はい。こんなのになりました。黄蓋のキャラ考察してから出直してきますorz
ちょっとでも楽しんでもらえたら幸いなのですが…いかんせん楽しい話じゃないのでそれも望めないかも^^;
読んでくださった方、有難うございました。

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