・・・と書きたいところですが、『獄に咲く花』の原作、古川薫の『野山獄相聞抄』と違って随分の長編ですヨ、これは。『桜田門外ノ変』、厚さ35mm(新潮社から出てるハードカバー版。文庫版では上下二巻になってます)、500有余ページ。
やっと、袋田村の農兵の軍事演習のところまで読んだ!
桜岡源次衛門の初登場場面です。支援の会公式サイトの桜岡源次衛門の紹介に載っている「堅固ラシク見ユ」という藤田東湖の評などもこの部分に書かれています。
http://www.mitoppo.jp/characters/sakuraoka-genjiemon.htm
藤田東湖の他の庄屋についての評もあって
“各村の庄屋に対する鋭い人物評を丹念に書きとめて藩主斉昭に呈出し、「小利口ラシキ男」「野鈍ニ見ユ」「一クセアリ」「凡無毒」などと記していたが”、
この後に「堅固ラシク見ユ」。抜きんでた高評価ですね。
パラパラと見たところ、井伊大老襲撃前より後のほうが源次衛門の為所は多そうな気がするけど、映画ではどうなるかな?
『桜田門外ノ変』は、今年2010年秋公開予定だそうです。配給は東映。
昨年の11月19日に東映の2010年ラインナップ発表会が“来年の東映は『ゼブラーマン2』セクシー衣裳から『桜田門外ノ変』まで注目作ズラリ!”と行われました。
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/report/2009/11/7115/
東映のラインナップ発表会でお正月映画として紹介されながら、あの映画は今・・・ええい、思い出してしまった。
1月11日に追加撮影したらしいけど・・・

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