『龍馬伝 第44回 雨の逃亡者』
放送日:2010年10月31日 NHK大河ドラマ
作:福田 靖 演出:福岡利武
海援隊は、どこに本拠を構えているんだっけ?『第40回 清風亭の対決』で小曽根乾堂(本田博太郎)は龍馬(福山雅治)ら亀山社中に小曽根邸の離れを提供することにしましたが、海援隊になって岩崎弥太郎(香川照之)がバリバリ商売に精を出すようになっても、やっぱり小曽根邸が本拠だったようですね。
イギリス船イカルス号の水夫が白袴の武士に殺害され、白袴=海援隊ということでイギリス公使パークス(ジェフ・ワスティラー)はアーネスト・サトウ(パトリック・ハーラン)を弥太郎のところに遣って、下手人引渡しをせまる。さらに、長崎奉行・朝比奈(石橋凌)にも対処を求めるので、これは、龍馬をひっとらえたい朝比奈にとっては好都合。
で、早速、奉行所の役人たちがドヤドヤと海援隊へ踏み込みます。その後ろから、乾堂さん登場。「坂本様がエゲレス人ば殺したという疑いのあるということ」と落ち着き払って説明します。龍馬はすでにどこかに隠れて、海援隊と奉行所の間に怒号が飛び交い遣り合うのをじっと見ている乾堂さん。龍馬の代わりに沢村惣之丞(要潤)が奉行所に連行され、龍馬たちは真犯人を自分たちの手で探すことにします・・・これも、黙って見ている乾堂さん。
さて・・・ワカラン。困っている様子もないから、何が起こってもあわてず騒がず龍馬らの伴走者としてバックアップしつづけるという乾堂さんの、これが有りようなのでしょうか。
この騒動のとばっちりを食ったのは、弥太郎というよりお元(蒼井優)。水夫殺害事件の目撃者でもあったのですが、顔を見なかったはずの下手人を龍馬でないと証言して朝比奈さんに怪しまれる。で、家宅捜索→キリシタン露見。
討幕を目指すという目的をパークスと確認しあった龍馬は、お元をイギリス船で国外に脱出させることをパークスに頼みます。言葉の違う異国へ行ってダイジョーブかなぁ・・・あ、お元はいつの間か英語のできる芸妓になってたっけ。

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