長い・・・別にタイクツしたわけじゃないけれど―迫力満点だからね―2時間半かかるとは思ってなかったんで、予定狂っちゃったよ。
その長い映画の中で、古村啓蔵司令官(本田博太郎さん)の出番は、大和の沖縄特攻の命令を聞いて思いっきりイヤミな質問をするところだけ。着席後、伊藤司令長官(渡哲也)を凝視する表情、恨みを含んだような表情はナカナカよかった。
いい映画だと思うけれど、最後の神尾老人の結論めいた述懐は蛇足じゃないかな。ちょっとシラケました。
公開:2005年12月17日
監督・脚本:佐藤純彌(脚本、当初の野上龍雄は降りたらしい)
撮影:阪本善尚 特撮監督:佛田洋
美術:松宮敏之、近藤成之 音楽:久石譲
客は、高齢者が多かったです。実際に兵隊に行った人というよりも疎開したり学徒動員されたりした年齢層の方々だと思いますが、この映画を見てどのような感想をもたれたのか、聞いてみたいような気がしました。

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