『京都殺人案内 5 母恋桜が散った』 1981.05.23 ANN土曜ワイド劇場
監督:村野宏軌 脚本:吉田剛 原作:和久峻三
『母恋桜が散った』は“京都殺人案内”シリーズ3年目に放送された作品ですが、今でも、再放送されることも無いではないドラマです。
当時の新聞の番組紹介記事には
“京都で芸者らが立て続けに殺された。被害者はいずれも坂本龍馬ゆかりの地で殺されており、龍馬と関係の深い名前の者ばかり。京都府警音川刑事(藤田まこと)は、若手の安岡刑事(本田博太郎)と捜査を開始する。”(中日新聞縮刷版)
で、番組表の中には
“事件は若手刑事安岡の出生の秘密と関係が・・・”
ホ〜ィ、博太郎さんは“若手刑事”なんだ。1981年だからねえ。
殺人事件は、彼の出生の秘密と関わっていて、サブタイトルが“母恋桜が散った”。とくれば、安岡刑事は生き延びそうに思われない。
原作は和久峻三の『血の償い―京都殺人案内シリーズ』に入っている『龍馬の遺産』。原作どおりにドラマが進むとは限らないけれど読んでみようか?
イヤイヤ、それよりも、ワタクシの棲み処あたりで再放送してくれないかナ。

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