今朝のフジテレビ系“めざましテレビ”の広人苑IIに笹野高史が登場、『次郎長三国志』の撮影風景がちょっと出ました。津向の親分、博太郎さんはいなかったヨ(でも、このブログ記事、何が何でも博太郎さんに持っていくノダ)。次郎長宅の前に、次郎長役の中井喜一、お蝶役の鈴木京香に、大政役の岸部一徳など、そして法印の大五郎役の笹野高史。津川雅彦、いや監督だからマキノ雅彦は、笹野高史を“天才”で日本一うまい役者と評していました。
さて、うまい役者の3タイプ
その1、大天才。その2、遊んで遊びぬいてそれを肥やしに上手くなるタイプ。その3、努力に努力を重ねて上手くなるタイプ。
その中の遊びも努力もなしで上手い天才役者に、笹野高史を分類したわけですね。
勝新太郎は、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』で共演した折、津川雅彦にこの3タイプを挙げて、「俺は何で、お前は何だ?」と尋ねたそうです。(出処は『「津川雅彦物語」カツドウ屋血族』)。
津川雅彦は、勝新太郎にお前は努力家だと言われ、自分は不器用でよく努力してるなぁと納得したとか。
では、博太郎さんは、3タイプのどれ?
遊びではなく、ガテン系やらバーテンやらアルバイトが肥やしになってるタイプ?
待て待て。ワタクシは本田博太郎をうまい役者だと思ってるのかな?どんな役でもスルッとやってしまうとか、努力の跡も見せずにこなしてしまうという感じは受けないのです。鉈のあととか噛みあととか、刻み込まれたような印象を持ってるんですが・・・。
マツ・カンパニーの松野充伸氏は、クソまじめで不器用な人と見ているらしい(産経新聞2002.03.06 大阪夕刊マネジャー風雲録)。

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