『フルスイング 第5回 先生のセンセイ』
放送日:2008年2月16日 NHK土曜ドラマ
脚本:関 えり香 演出:大橋 守
オヤま、冒頭は放送開始前のプレマップに使われていたヤツですね。ディレクター兼カメラは若松先生(斎藤工)だったのだ。
今回は、
サッカーで推薦入学が決まっていた佐伯悠(佐野和真)が後輩に暴力を振るい、無期停学&推薦取り消し。その処分を下したのは生活指導部長・天童先生(里見浩太朗)。鮫島先生(本田博太郎)は、厳しくも正しい天童先生に向かって「ご冗談を」。ご老公にメッタなことを申すではない、と突っ込んでいたら、後からご老公が出てきたんでテレビ見ながらコケました。
佐伯の親は天童先生の辞任を求めて運動をはじめ、佐伯自身もふてくされる。
モンスター・ペアレント登場かと思ったけど、親抜きで“啐啄”。高林(高橋克実)が、佐伯とどう向き合い・・・というよりも、どう引っ張り出して自分の道を見つけさせるかというハナシですから、卵の殻を外からつつくのは親ではなく高林。
高林は、引っ張り出してきた佐伯にイロイロ雑用をさせます。校庭のゴミを拾っている佐伯を校長室のブラインドの隙間から覗いている鮫ちゃんには、笑いました。いつもの青いビニール手袋&ゴミバサミ。校庭のゴミ拾いは鮫ちゃんの仕事だったのに、佐伯に取られてしまったのだ!それで、新垣校長(小林克也)に文句言ってたわけではないですが・・・
新垣校長の「これが、私が抱える最後の懸案になるかもしれませんから」の言葉に振り返った鮫島先生の表情、その1もその2も余情が感じられてよろしかった。
『フルスイング』視聴率もいいようで(ビデオリサーチ関東地区)
第1回−12.8%、第2回−9%、第3回−11.4%、第4回−14.1%
第4回、つまり先回の14.1%は、2月4日〜10日のドラマ視聴率では10位に入っていましたねぇ。確かに“第4回 キャッチ”は新鮮でもあり感動的でもありました。

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