『太陽にほえろ!1979-I』というDVD-Box VPBX-12993
1979年上半期、1月5日の第336話「ドジな二人」から6月29日の第361話「殺人鬼」まで26作品がDVD7枚に収録されています。スチール写真や出演者データや視聴率まで載ってるブックレットがナカナカよろしい。
本田博太郎さん出演作品は、第339話「暴発」。
放送日:1979年1月26日(『近松心中物語』の代役まであと1ヶ月)
監督:木下 亮 脚本:柏原寛司
キャスト:
レギュラーは、石原裕次郎、木之元亮、宮内 淳、小野寺昭、下川辰平、竜 雷太、友 直子、露口 茂
ほかに、森下愛子、飯山弘章、原口 剛、江角英明、伊藤初雄、草薙良一、本田博太郎、竹田光裕、花原照子
メイン・ゲストは森下愛子のようですが、事件の主(犯人として追われる役)は飯山弘章。
この回の主役刑事は、ボンこと田口良(宮内淳)とロッキーこと岩城創(木之元亮)。二人は非番だったのですが、七曲署管内の商事会社で若い男が社長・筒井を射殺して逃亡するという事件が発生。目撃者の話から、犯人は西山幸男(飯山弘章)とわかります。映画を観ていて出遅れたボンとロッキーはボス藤堂(石原裕次郎)の指示で西山のアパートへ直行。ところが、西山は社長を殺した拳銃を持ってる。それに対するボン&ロッキーは非番ということで丸腰・・・ということで取り逃がしてしまいます。
ボンとロッキーはよく走ってるねぇ、柵や倒れてる自転車を飛び越して!『必殺仕舞人』『新・必殺仕舞人』の直次郎=博太郎さんはよく走ってると思っていましたが、ジグザグしたり飛び越したりして駆け回るのは1970年代終わりから1980年代前半にかけての流行だったのか?
不覚をとった二人は、今度は西山の出身地・横浜へ行けと命令され、まず、西山の同級生の材木屋(本田博太郎)のところへ話を聞きにやってきます。西山の恋人・洋子(森下愛子)を「この間も伊勢崎町を二人で歩いてるのを見た」とボン&ロッキーに教えるのが彼。博太郎さんの出番はここだけ。口調というか喋り癖には、今も変わらないところがあるなぁ。ロッキーは髭もじゃ、ボンと博太郎さんも妙にもみ上げが濃くて猿っぽい・・・う〜ん、猿っぽいのは当時の流行か?
西山は、洋子を尾行した二人に捕まって、拳銃は暴力団竜神会の前島(原口剛)からトラブルのあった筒井を脅すように渡されたと自供します。脅すだけで殺すつもりはなかった、銃には安全装置が掛けてあったという・・・拳銃は暴発したのか?銃は川に捨てたというので、川さらいは浦浜署にまかせ、ボン&ロッキーは西山を七曲署に護送しようとします。ところが、その車の前に銃を構えた洋子が立ちはだかる!
ボンとロッキーは、恋人を思う洋子にほだされて、事件の真実を暴くというお話でした。

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