ニュースプラス1スペシャル 第一部『消せない記憶〜犯罪被害 4家族の日々〜』
放送日:2002年5月24日 中京テレビ
これは、
以前にも書いたように横浜の放送ライブラリーで視聴できます。
こういうのは、博太郎さんのナレーションがどうこうなどという感想は書きにくいんで、2-3日塩漬け・・・まだ浅漬けでしょうか?
番組サイト
http://plus1.ctv.co.jp/webdoc/2002/0524/0524.html (“本田博太郎”で検索するとこの観賞ノートのすぐ上くらいに出てくるから、観賞ノートにアクセスの皆さまにはとうにご存じでしょう。)
その“1 航平くんの記憶”から“14 春が来て”までの地の文が博太郎さんの声で語られます。極めて淡々と、しかし、あたたかい声でやさしく語られています。ワタクシのようなへそ曲がりは、この内容を絶叫調やお涙頂戴狙いでやられると拒絶反応を起こしかねません。博太郎さんのは、聴いている人の情動をあおることもなく静かな口調ですが、包み込むようなシンパシーが感じられて好印象。
このドキュメンタリーの4つの殺人事件は、テレビでも新聞でも何度も報じられたはずですが、ほとんど忘れてしまっていました。4つの事件の被害者のご家族が、それぞれに事件を風化させたくないとおっしゃっているのに申し訳ないことです。4つの事件のうち、名古屋市西区の32歳の女性が殺された事件は、今も犯人が捕まっていないようで、2007年と2006年の11月には中日新聞に犯人の情報を求める関連記事が載っていました。このドキュメンタリーでは被害者の遺児・航平くんは、「人間なんか切っちゃうの?」と包丁を使う祖母の顔を覗き込むようにしていて、大丈夫かな?という感じがしますが、2006年11月12日の中日新聞記事によれば、彼には事件の記憶がなくフラッシュバックもないそうでそれは何よりです。
ドキュメンタリーの中で、『首領への道』みたいな音楽が流れて、ありゃ?

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