夜の花火(16回)1981年4月2日〜7月16日 木曜日22:00〜22:55木曜座 TBS
これも再掲。
北陸の温泉地、宇奈月温泉にギター以外何も持たずにやってきた若い男(本田博太郎)。
彼を愛するようになったヒロイン涼子(松坂慶子)は、彼が元スター歌手十条克也であることを知り、カムバックさせようとする。東洋テレビの雨宮慎吾(渡瀬恒彦)は、六年前の十条克也の突然の失跡を調べるうち、代議士宇堂の関与を知る。克也のカムバックを阻もうとする大東音楽出版の動き、宇堂代議士の影。やがて明らかになる、武器密輸問題。
他に、涼子の養父・守(宇野重吉)、守に涼子を預けて姿を消した母和代(草笛光子)、和代の夫で大東音楽出版社長鳴海松郎(中丸忠雄)、慎吾の恋人紀子(樋口可南子)
立山連峰を間近にのぞむ温泉街。ドラマは宇奈月温泉に始まり、宇奈月温泉におわる。
第一回 4月2日 幻のマイマザー:演歌歌手を愛し、その再起にかける涼子
第二回 4月9日 雪の日のおくりもの:歌を捨て出直し図る克也を助ける決意の涼子(雨宮、克也失跡の真相究明、和代の身辺調査再開)
第三回 4月16日 過去への招待:雨宮に悲しい過去を詰問され、動揺する克也
第四回 4月23日 旅だちのとき:養父・守に克也を愛していると明かす涼子(克也をテレビ出演させようという雨宮の企画はテレビ局に受け入れられない。克也にも嫌がらせが)
第五回 4月30日 ふたりの街で:涼子は上京して克也と同棲を始める(雨宮、意地を通そうとテレビ局辞職)
第六回 5月7日 それぞれの歌:克也をしかりつつ芸能プロ設立を始めた雨宮
第七回 5月14日 愛のかげり:ついに養父・守への疑問をぶつける涼子(雨宮、武器輸出への宇堂の関連に気づき、克也に宇堂の秘密を問いただす)
第八回 5月21日 傷のいたみ:貿易商の係長を捜すと涼子に手紙を託す守(克也のカムバックのめどが立たなくなる事態に)
第九回 5月28日 哀しい衝撃:東京へ戻った涼子にクラブ勤めを強いる克也(紀子により、克也のファンクラブ復活)
第十回 6月4日 よみがえる歌:シングル盤好評でカムバックの山越した克也(ファンクラブ会員の一人とホテルに行き金を貰う克也・・・え、エンジョコーサイ?)
第十一回 6月11日 幻の霧がとけて:幻の母は鳴海夫人だと知り、ショックの涼子(検察が武器輸出について捜査に乗り出す。克也の歌が静かな反響を呼ぶ)
第十二回 6月18日 再会のとき:20数年ぶりに再会しうれし涙の和代と涼子(6年前の克也と和代のスキャンダルを仕組んだのは、鳴海松郎だと和代は夫を非難)
第十三回 6月25日 崩れゆくもの:松郎の妨害を受けながらカムバックを図る克也(鳴海松郎に検察の手が)
第十四回 7月2日 愛のゆくえ:地検の捜査が進み、鳴海社長が飛び降り自殺(有線放送と地方キャンペーンが奏功し、克也のレコードは2万枚のヒットに)
第十五回 7月9日 歌のわかれ:スターへの道におぼれはじめる克也
第十六回(最終回) 7月16日 道あらたに・・・:宇奈月から涼子に守が倒れたという知らせが(雨宮はルポライターとして生きていくことにし、守のところに取材に)

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