わが街を月一度歩く日がやって来た。清潔で買物がし易い街を訴え続けている。千客万来(せんきゃくばんらい=たくさんの客が次から次へと来ること)を神頼みにするのも好いが、わが家を自身が掃除するように、街を美しくするのも、そこで商売している商人の気持ちの持ちようでもある。
マスコットの役目になっている地球戦士「ゼロス」と一緒に歩きたいというご仁がいるので、30℃を越す真夏日の街をパレードに出掛けた。やはり「ゼロス」は人気者で、写真を撮らせて欲しいとの願いが絶えなかった。警察署長、消防署長、区長を先頭に歩く啓蒙パレードには格別の役割をしてくれている。暑い暑い梅雨の晴れ間の日ではあったがその熱意が伝わって来た。老人にはこの暑さはきついが、帰宅したら娘が氷菓を用意していてさわやかな気分になった。有難いことであった。
頼もしき怪人と共に歩きいて髪の白さを気にしたりする

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