梅雨に入ったとのことばがまだ聞かれない年である。きょうも朝から大阪は夏日である。その大阪で世界の主要20カ国の要人が集うG20サミットの開催される週が明け、関係する会社の納品、配送の話題が戦々恐々としている。と言うのは、テロ対策やそれに関係する大規模な交通対策に警備当局の一方的な規制をどこまで信用して好いのか大きな影響が囁かれ出した。期間中、商売する店、休む店への対策に頭が痛い。場合によっては開店している店への対応が出来ないと予想されることもなきにしも非ずと言う。街には制服、私服の関係者の治安維持の目が光り出した。夕刊にはJRの大阪駅をはじめとする私鉄も含めた各駅のコインロッカーも全面使用できなくなっていて、外国からの旅行者に戸惑いがあるとか。テロを意識した対策とは言え商人の街大阪にとっては、異次元の世界が繰り広げられようとしている。
紫陽花の陰に伺う人がいる疑うことは悲しいからずや

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