天神祭が終れば地元でなくても、大阪人ならば何故か落ち着きを感じる。昨晩も花火のあとに天満宮周辺を巡り、日にちが変わっても歩き回ったとかの、元気な武勇伝が語られているのもわれわれの時代と然したる差異を感じないのは、大阪人ならではの郷愁を覚える。疲れたとやって来た、今年も訪ねてくれたご仁がある。天神橋筋に生まれ育った生粋の浪花っ子で陸渡御の太鼓の打ち込みの経験者で今はその指導者であるという。例年により今年の祭りの印象のコメントが語られて、外人の多さには驚いたという。今年も祭りの仕上げには
『お祭りマンボ』を歌うのかと聞くと、「ワッハッハ」と笑い飛ばしてくれた。まだまだ元気な男ではある。
あさもよしねじり鉢巻き揃いのゆかた祭りが済んで疲れいる

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