一ヶ月に一度召集される、とある商店街の理事会に出かけた。出席者は少なく定数を少し上まる程度で、まさか新型コロナウイルスを意識しているのではないだろうが寂しい限りであった。この街の看板イベントのストリートフェスタが中止になって拍子抜けになってしまったのであろうか。次々に発表されている他の地域での催しごとの中止と比較しての話題に終始した。すでに発進されている諸費用の還元問題の中止に伴う事務処理など今後のことなど取り上げられた。
帰路に、通天閣より高層階のビルの完成を仰ぎ見ながら、この街の今後の象徴になるだろうビルの偉容さに圧倒されている。そんな午後の一刻であった。
執中(なかんずく)風邪引いていると入り来しただの風邪だと言い分けをして

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