至近距離に出来たホテルは、確か今年の6月5日が開業日であったことが当ブログにも記されている。当日、朝から開業を祝う関係者や招待者の往来が耐えない賑いになっていた。それから半年が経ち、まさか「当館は当面の間、新型コロナウイルスの感染症の軽症者及び無症状者の宿泊施設として大阪府に一棟貸ししております。関係者以外には立ち入り禁止になりますのでご理解下さい。」こんな一刀両断の無礼千万な挨拶が近隣の住人を無視したことばが存在するのだろうか。
早速、「更生労働省や都道府県の要請による一棟貸し出しホテルについて」というニュースとある回覧が町内会から届けられた。それによると「新型コロナウイルス無症状者及び軽症者(以下、「軽症者等」)のホテルの受け入れ、ならびに更生労働省の要請によりPCR検査の結果待ちの間、一時的に隔離対象となる方が待機帯在する施設として、一棟貸し出しを行う」という主旨の文面を読みながら、住民反対運動がないジレンマと対峙している。確かに吉村大阪府知事による、新型コロナウイルスの感染状況は、独自基準の「大阪モデル」で非常事態を示す「赤信号」を点燈しようとしている矢先のことではあるが、地元住人の意向を無視するホテルの一棟貸しの横暴さもまた由々しき野蛮行為であると思われても仕方あるまい。新型コロナウイルスの感染の拡大を蔓延を危惧した慌しい年の瀬となって来た。
うしろから挨拶されて振り向けば寒いですねとそれだけのこと


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