今日はTBSで面白いバラエティ番組があるから、是非見ようと思う。
それはボクシングのWBAライトフライ級王座決定戦だ。主役はもちろん、最近バラエティ番組によく出てくる亀田興毅だ。
最近のテレビはチャンネルをどこに回しても出て来る顔ぶれはいつも同じで、くだらないことばっかりやっている。もう、テレビ局には番組構成やタレント選びさえも出来なくて、某広告代理店の言いなりらしい。
で、その某広告代理店が使うタレントというのが、某宗教団体の会員ばかりというヒドイ有り様だ。そして、そこの広告塔になっている不細工で下品な女が、視聴者が選ぶ好感度の高いタレントのトップクラス(トップ?どうでもいいけど)と言うんだから、もうこの国のすべて、それこそ政治、経済、行政、マスコミ、芸能界まで〇〇〇〇に牛耳られている。
本当に何を信用したら良いのか分からないのだから、今の子供達は可愛そうだ。
さて、ボクシングだが、亀田は2〜3回までに豪快にKOしてチャンピオンになるだろう。(いや、面白くする為には4〜5回か?)そうでなかったらオカシイ。そうなるように仕組まれているのだから。
亀田のこれまでの相手は外国から雇ってきた一度も勝ったことがない選手が殆どで、二人だけが引退したのも同然の元世界チャンピオンだった。その二人ももちろん負ける為、それも早い回にKO負けをする為にやって来た。ところが、前試合では何が間違ったのか、ハプニングが起きてしまった。
亀田がぶんぶん腕を振り回し、パンチを打っても相手はノラリクラリとかわして、ついに最終ラウンドまでもってしまったのだ。その間、相手はただの一度も攻撃をしなかったのだ。
相手は、いくら金を貰って負けるにしても、元チャンピオンのプライドを守って、テクニックの片鱗を見せたのだと思う。
かって、ボクシングはキング・オブ・スポーツと呼ばれた。
たった一人だけが頂点に立ち、その優れた能力と強さを誰もが敬意を持って称えた。
今日、テレビ局と取り巻きと裏組織とでお膳立てされた茶番劇の中で、作られたチャンピオンが誕生する。
チャンピオンが金の力で作られるのなら、今後も金の力で防衛していけるのか?
そういうことをしながら真の力を付けていくのか?
いずれにせよ、今の亀田はキング・オブ・バラエティだ。
世界から軽蔑されるチャンピオンだ。 嘆かわしい! 恥ずかしい。
真剣にボクシングに取り組んでいる人達や歴代のチャンピオンを愚弄している。
格闘技には感動が無ければばならない。
感動の無い闘いは、くだらないバラエティ番組となんら変わりがない。
キング・オブ・スポーツを守るのが日本人の良心だ!
ところで、バラエティの後はニュース23にチャンピオンとして出演することも決まっているのでお忘れなく。(まったく! 良心のカケラもない!)

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