天気予報が終日雨であろうが、全国的に天候が悪かろうが、とにかく決行することに意味がある。
いや、意味を見出すことが大切である。(笑)
そして、一念は天候さえ味方につかせることもある。
かって、長いフライフィッシング生活の中で、土砂降りの雨にクルマを走らせ現地についたら雨があがっていたということが何度あっただろう。
それは執念とも言えるが、実は雨雲の流れる方向やスピードを読んだ上での勘でもある。
一か月も楽しみにしていた登山の日はみごとに?雨模様となったが、とにかく行こうということで男池に向かった。
その日は男池から黒岳方面に入り、平治岳へと登り、すでに最盛期を終わったミヤマキリシマの最後まで頑張った一群でも見れれば・・という目標があった。
でも、実際には美しい森を歩くことが出来ればそれで良い訳で、雨は雨でそれも良い訳で、とにかく与えられた環境を楽しむことが出来れば、それで良いのであった。
そぼ降る雨の中、おじさんとおばさんは森を歩く
最初は誰でも元気が良い。グングン進む
こんな花も沢山咲いている
森の中では少々の雨は木々の葉っぱが防いでくれる
振りかえればガスに煙っている
おばさん二人は急坂が苦手だ
木々のアーチをくぐっていく。足場は意外と良くて気持ち良い。
風穴、黒岳方面と大戸越、平治岳方面への別れ
ここまで、かなりきつい登りだったが、ようやく大戸越(うとんごし)に到着したらしい。
おばさん二人が安堵の嬌声をあげていたら、目の前にいきなり広がった平地で休む人達が全員笑顔で迎えてくれた。
大戸越で昼食。すぐ右に雨に煙る平治岳が佇んでいる。
森の中では小雨、開けた場所では雨は上がるという、なんとも都合の良い展開だった。
あと、30分も登れば平治岳頂上に到達出来るし、わずかに残っているミヤマキリシマを見ることが出来たのに、慣れてなくて欲も無いおじさんとおばさん達は小雨が降り出したこともあり、下山を始めたのであった。
まあ、実際のところワタクシも足の筋肉は疲労し、とてもそれ以上登る気は無かったのでした。
それにしても、雨に濡れた山は岩場も木の根っこも泥も滑り易く、二人のおばさんは難儀をしていました。危険な場面も何度かありました。
ワタシは即興で『登りは体力、下りは知力』という標語を作りましたが、山歩きは経験が全て。
経験が体力と知力を育ててくれます。
雨の森は沢山の楽しみを与えてくれました。
消して枯れることのない「かくし水」まで降りてきて「神水」を飲み、アラタメテ見てみると、かくし水の両脇に立つケヤキ?はまるで鳥居のようであり、この場所が大切にされている訳が判ったようでありました。
雨に濡れた森はまた沢山の水を貯え、やがて男池に湧き出て人々を癒す。
輝く緑の森。
雨に濡れた木々。
あちこちで響く鳥達のさえずり。
澄み切った空気。
感じるマイナスイオン。
目に見えるモノ。目に見えないモノ。
すばらしい何かがそこにある。
男池の前にある売店『おいちゃん家』の奥さん。
その節は大変お世話になりました。
お礼が言えて良かったです。楽しいお話もさせて頂きました。イヌワシやタヌキのお話も・・。
地鶏の炭火焼、大変美味しかったです。
スープ「虎の巻」も楽しみです。
ギャラりー茶屋『おいちゃん家』
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久しぶりに大分ロコタイムズに記事が採用されたけど、ちっとも嬉しくない。
多くの人に読んで貰いたい記事はもっと沢山書いているつもり。
だけど、採用される為にあえてキーワードなどに気を使う気はさらさらありません。
ロコタイムズで読んで、この記事に多少の興味を持った方は、ブログに目を通して欲しいと思うのであります。(笑)
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