2014/2/3

ラーンナー宮廷の”チャーン・プアック(白象)”  仏神像



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製作地 タイ北部 ラーンナー地方  
製作年代(推定) 19世紀初期

19世紀初期のタイ北部ラーンナー地方で、宮廷様式の調度品として手掛けられた「チャーン・プアック(白象)」の装飾箱。

白象は釈尊の生誕に纏わる仏教説話に登場し、仏教に縁の深い聖獣として知られますが、タイにおいては古来より王族のみが所有し乗ることを許される動物と看做されてきました。

民間で”白象”が生まれたり発見された場合、国王に献上する義務が法制化されておりますが、この”象法”は現在も(法律上では)効力を有し続けているそうです。

近年つくられたお土産品に類するものは別ですが、古手のアンティークに類する本格的な象の調度品で、本品のような”白象”が表されたものが少ないのは、工芸・調度品と言えども、これが”王様のもの”という意識がタイの人々の間で根強く存してきたためと思われます。

本チャーン・プアック木像は、ラーンナー宮廷のために手掛けられた特別な作品であり、信仰の調度品、仏神像に類する精神性の深みが感じられる一品です。


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●本記事内容に関する参考(推奨)文献



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