2014/6/10

カンボジア絹絣 二景  染織



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製作地 カンボジア南部 コンポンチャム  
製作年代(推定) 20世紀初め
素材/技法 絹(カンボウジュ種)、天然染料 / 綾地・緯絣

宗教儀礼・祝祭等の盛装用として女性が着用するための巻(筒状)スカート布“サンポット・サムロイ”として、20世紀初めの80〜100年程前に手掛けられたカンボジア絹絣”ホール”。

枝が龍(ナーガ)の頭となった”生命樹”文様(左)... 嘴に枝花を銜え飛翔する”聖鳥ハムサ(花喰鳥)”と”蟹”文様(右)... 絵絣として取り分け意匠が凝らされた古手の作例であり、盛装用のホールの中でも特別な用途・目的のために生み出されたものであることが推察できます。

この種の時代モノのカンボジア絹絣は、糸・染料の素材に秀でている、括り・染め・織りの技術が高度に熟達している、これが筆頭に挙げられる点でしょうが、それにも増して素晴らしいのは、古布という言葉が似つかわしくない、時代を経ても色褪せない生命の息づきではないかと思います。


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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
  



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