2014/6/12

文字が細密に織り表わされた特殊な織物  染織



●ラーオ文字が織り込まれた「カトゥ族」の婚礼用サッシュ
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製作地 ラオス南部  
製作年代(推定) 20世紀前期〜半ば
素材/技法 木綿 / 平地・経紋織




●経文・寄進者名等が織り込まれたミャンマーの仏教経典巻き紐
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製作地 ミャンマー中部  
製作年代(推定) 20世紀前期
素材/技法 木綿 / カード織(タブレット織)


複雑な形状の文字、さらにはその文字が不規則的に多数連なる文言・文章を織物で表わすことは相当にやっかいなことであり、織り手が日常的に好んで行なうものではないように思われます。

上のカトゥ族の経紋織・帯布は”婚礼用”、下のミャンマーのカード織・帯紐は仏教寺院への”寄進用”、それぞれ人生の特別な機会に手掛けられたものとなります。

完成を目指し淡々と織り進めるのではなく、”言葉を織り込む”という一織り毎の行為に”祈り”の意志が込められたもの、作品を目にしていると、そのような織物であったに違いないと感じられます。





●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 



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