2014/6/24
天然染色の完成美 染織




製作地 ラオス・フアパン県 サムヌア
製作年代(推定) 20世紀前期
民族名 タイ・デーン族
紺(絹×木綿)と赤(絹×絹)の絣、白・黄・橙・緑・赤の浮文の緯紋織と縞が一つの織物として表現されたタイ・デーン族の祝祭・宗教儀礼用スカート、20世紀前期の作例です。
腰布の茶を含め、染色はすべて天然染料を素材になされたものであり、鮮やかながらも深みのある色彩の美しさが際立ちます。”完成美”という言葉が自ずと浮かんでくる作品です。
●本記事内容に関する参考(推奨)文献