2014/9/29

ラオス絹織物 天然染色の美  染織



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製作地 ラオス北東部 フアパン県  製作年代 20世紀前期〜半ば
民族名 タイ・ヌア族 ※フアパン県に生活するタイ・ダム族、タイ・デーン族、タイ・カオ族等の総称
素材/技法 絹、天然染料/平地、縫取織(浮文織)

媒染を変えたラック染めの紅(経)と赤紫(緯)の絹平織り地に、白・紫・紺・淡黄・橙・薄緑・黒に染め分けた絹の絵緯により、浮文としての縫取織が織り込まれたタイ・ヌア族伝統様式の絹織物。

遠目から一見すると化学染料による染めとも思えるような鮮やかな色彩、紫や橙の染色表現が見事であり、これは@撚りを掛けない絹釜糸を用いることによる光沢効果、A浮文により立体感を加えた陰影効果、B地色との対色効果、これら巧みに利用したものであることが確認できます。

素材・技巧・意匠の三位一体... ”伝統織物の完成美”という言葉が自然と出てくるような、天然染色の美に魅了されるラオスの古き時代の絹織物です。


●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 




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