2015/4/3

18c(清朝期) 綾地”牡丹唐草文様”・金襴裂  染織



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製作地 中国 清朝
製作年代(推定) 18世紀 江戸時代中期
渡来地・使用地 日本
素材/技法 絹、天然染料、金箔糸(平箔) / 綾地、緯紋織

清朝期18cの中国で製作され、江戸時代中期の日本にもたらされた綾地”金襴”織物の裂地。

茶の湯や表装等に使用された中での残り裂とも推察できますが、金箔糸の状態がここまで良いことは特筆すべき点、時代を超えて保たれた奇跡及び先達の愛蔵と継承に感謝をしたくなります。

本金襴裂は萌黄色の絹を経緯とする綾地の中に、金を貼った箔糸と赤茶に染められた絹(モチーフの輪郭を構成)が絵緯で通され、”牡丹唐草文様”が端整かつ流麗に織り込まれたもの、金平箔と赤茶絹の二重(ふたえ)の絵緯を押さえるための経は萌黄色の地組織の絹とともに整経された薄茶色の絹により繊細になされており、綾地・全越(まるこし)・別絡(べつがらみ)技法の、時代モノ金襴織物としての格調の高さと完成美を有する作例となります。

200余年〜300年の時を遡る江戸中期の渡り金襴裂、時代の色香に惹き込まれる一枚です。


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