2015/12/10

”波兎”勝色染め 筒描き布(袋解き)  染織



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製作地 日本 ※地域不詳  
製作年代(推定) 19世紀 江戸時代後期
素材/技法 木綿、天然藍、絹、紅花 / 筒描き
サイズ 33cm×210cm

勇ましく躍動感溢れる表情・仕草の”波乗り兎”が、黒に近い濃藍染めの”勝色(かちいろ・かちんいろ)”の地色で染め表わされた江戸時代後期の木綿筒描き布。

数枚接ぎで筒描き模様を完成させる蒲団表・夜着・暖簾等とは異なり、一枚(一巾)の布で絵図を完成させている点が特徴で、布端の解き痕や紅花染めの結い紐、形状・サイズ、また堅牢な厚地の手織り木綿地等から、武具等を収めるための袋とされていた布の解き裂と考察できます。

鎌倉時代の武士が濃紺色・黒色から薫る質実剛健さを好み、褐色に”勝色”の文字をあて、以来この色は武家及び武道の”縁起色”としてきたものと伝わります。

身のこなしの機敏と飛躍を表わす”波兎”×勝負事の縁起色”勝色”... 描線の細部に神経の通った見事な筒描きをあわせ、目にしていると背筋が伸びるような心地がいたします。 





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