2016/4/14

”琉球更紗”の呼称が相応しい染料主体の王朝期紅型  染織



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製作地 琉球王国(現日本国・沖縄県)  製作年代 19世紀初期 琉球王朝期
素材/技法 木綿、天然染料、天然顔料/型染、糊防染、媒染(染料)、両面染め
サイズ 横幅:40.5cm、縦:54cm


琉球王朝期の紅型の彩色には”顔料””染料”及び”顔料染料(中間の性質のもの)”が用いられていることが文献・資料により確認されますが、現在では失われてしまった知識・技術による媒染等を含め、想像以上に高度な染色技法が用いられたと考察される古手の作例が存在します。

19世紀初期、二百年を遡る時代に手掛けられたと推定される”木綿地紫陽花模様”の本紅型は、”藍””蘇芳””臙脂(臙脂綿)””ヤマモモ”等の多様な染料及び媒染・防染により両面染めで染め上げられたもので、顔料主体の作品とは明らかに異なる色彩表情が感じられます。

”琉球更紗”の言葉は一般的ではありませんが、”更紗”と名付けられた他の幾つかの染色よりはインド更紗に近い存在と考えられ、”琉球更紗”の呼称が相応しいものとも思えてまいります。




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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
 




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