2017/5/13

20c初 チャム様式 ”生命樹文”絹絣・腰衣  染織




クリックすると元のサイズで表示します

製作地 カンボジア南部 コンポンチャム Kampong Cham
製作年代(推定) 20世紀初め
素材/技法 絹(カンボウジュ種)、天然染料 / 綾地・緯絣
サイズ 幅(緯)81cm×全長(経)190cm

”生命樹(供花)”を中心とする吉祥文様が絵絣として染め描かれた儀礼用の腰衣”サンポット・サムロイ”。その端整かつ生命感溢れるデザイン・色彩の完成美が見事、文様は経緯絣と感じさせるほど緻密かつ流麗であり、括り・染め・織りそれぞれの技巧の高さに圧倒されます。

裾ボーダーに手の込んだ”寺院(の屋根)”若しくは”仏塔”を表わす三角の文様が織り描かれており、”黄”と”藍”の掛け合わせ(或いはプロフーの鉄媒染)による”緑”の色味の美しさが印象的、布左右端の小文入り縞状ボーダーも併せディテイル部分にも格別の味わいがあります。

素材・技術・意匠のすべてに秀でたクメール絹絣の全盛期(充実期)の作例で、同じ素材を用いても現代では再現することの出来ない”精神性の深み”に最大の魅力を感じる一枚です。





クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します



クリックすると元のサイズで表示します





●本記事内容に関する参考(推奨)文献
  



コメントを書く


この記事にはコメントを投稿できません




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ