2017/5/19

20c後 クメール ”帆船&寺院文”儀礼用絹絣  染織





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製作地 カンボジア南部 若しくは カンプチア・クロム(※ベトナム側メコン・デルタ地方)
製作年代(推定) 20世紀後期 1960〜70年
素材/技法 絹、天然染料、化学染料 / 綾地・緯絣
サイズ 縦(緯)91cm×横幅(経)308cm

カンボジア南部若しくはカンプチア・クロム(※)で手掛けられた、儀礼用の絹絣”ピダン”。

船・寺院・供物・蛇龍神ナーガ・獅子・生命樹・聖鳥ハムサ・魚等、多数の具象文様が織り表わされた絵絣タイプ・3mサイズの儀礼用掛け布”ピダン”で、製作年代は1960〜70年前後と推定される比較的新しい作品ながら、アンティークに伍する絣の繊細さと出来の秀逸さ、儀礼用布としてのスケール感と荘厳美を薫らせる一枚です。

本品の特筆すべきは、船文様が相当リアルな描写により”帆船”として表わされている点で、この種の布は”シップ・クロス”の呼称で他のピダンとは区別されるものであり、実際に何らかの特別な祝祭儀礼の用途で使われたものとも考察されております。

古の海洋交易の時代の記憶が織り描かれた、歴史の浪漫に惹き込まれる染織作品です。





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●本記事内容に関する参考(推奨)文献
  



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