2022/1/7

江戸時代後期 ”墨絵竹虎図”模様 火消刺子袢纏  染織




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製作地 日本 ※地域不詳
製作年代(推定) 19世紀 江戸時代後期
素材/技法 木綿、天然染料、顔料 / 筒描、描き染め、刺し子
サイズ 肩幅58cm、袖丈29cm、身丈95cm

竹林の虎が勇猛な姿表情で裏地に染め描かれた、江戸時代後期の火消装束・刺子袢纏。

特筆すべきは単なる竹虎模様ではなく、墨絵(水墨画)のタッチで濃淡とぼかしを駆使して竹・虎・空間を緻密かつ立体的に描き込んでいる点で、絵柄からは躍動感とともに研ぎ澄まされたような荘厳な空気感が伝わってまいります。

藍表地の擦れや褐色は水を被ることから始まる火消仕事が繰り返された証跡であり、袖先や襟のホツレや疵を含めて、正真の時代モノ火事袢纏としての風格が感じられます。

刺し子の一縫い一縫いに表情があるのは、これに安全への祈りが込められているからに他ならず、内布として仕込まれた江戸期和更紗及び竹虎図の流水の青の色付けからも願掛けの意を読み取ることができます。

危険を顧みない命懸けの火消仕事を担う者のために職人が心血を注いで作り上げるもの、時代に由来する濃密な精神性と芳醇な色香に惹き込まれます。


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(電子顕微鏡による画像)
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